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理事長BLOG

オールジルコニアクラウンについて

2023年2月2日
院長の奥井です。
今回はオールジルコニアクラウンについて説明したいと思います。

被せ物にはインレーという被せ物とクラウンという被せ物があります。


画像のように部分的に被さったものをインレーといいます。


画像の真ん中の歯のように全て被さっているものを
クラウンといいます。

大臼歯という奥に2本ある(親知らずも含めると3本)
あるものは1番手前の第一大臼歯のみ、その後ろに第二大臼歯が
上下左右4本残っている場合のもCADCAMクラウンという
保険で白い被せ物が認められます。
これは銀歯のアレルギーの問題や、また歯と接着しないため
銀歯と歯をセメントでつけますがセメントが溶解し中で
虫歯になるリスクから、この様なものが出てきました。

しかしCADCAMクラウンはプラスチックのため弱く
割れやすい欠点があります。
それに比べオールジルコニアクラウンは硬く割れる可能性が
低くなります。


画像の真ん中の歯はオールジルコニアクラウンです。
色の綺麗で変色しませんジルコニアは二酸化ジルコニウムのことで、人工ダイヤモンドともいわれています。
ジルコニアは主に宝飾品に使用されていましたが、歯科治療でも使用されるようになりました。人工ダイヤモンドと呼ばれることからもわかるように、強度と耐久性に優れています。 
 
また前歯や小臼歯の場合はジルコニアボンドというジルコニアのフレームにセラミックを
貼り付けたものがより綺麗です。


矢印の歯がジルコニアボンドです。ほぼ天然の歯と
変わらない色調です。ただし大臼歯に用いるとセラミック部分が
欠ける可能性があります。


またジルコニアボンドクラウンやオールジルコニアクラウンの
場合は歯肉圧排(あっぱい)といい歯肉に糸を入れて
被せ物の境目を出して型取りをします。

ジルコニアボンドクラウンとオールジルコニアクラウンは
自費診療になります。
ジルコニアボンドクラウン 99,000円
オールジルコニアクラウン 88,000円
です。
大切な歯ですのでより安心できる素材をお勧め致します。

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