お問い合わせは052-910-0550
お問い合わせフォーム
初診予約
再診予約

理事長BLOG

過蓋咬合(かがいこうごう)噛んだ時に下の前歯がみえないかみ合わせについて

2022年6月26日
院長の奥井です。
今回は過蓋咬合(かがいこうごう)についてです。

①過蓋咬合とは?

過蓋咬合とは噛んだ時に下の前歯がみえないかみ合わせのことをいいます。
下あごがちいさく、また上あごが大きく、下あごをすっぽり隠してしまうかみ合わせで
蓋(ふた)が過剰なため過蓋咬合といいます。

②過蓋咬合は気づきにくい

過蓋咬合は下の前歯がみえないぐらいで、受け口や出っ歯とは違い
気づかれにくいという問題があります。
また過蓋咬合ですと、上あごが下あごの動きを制限してしまったり
下あごの成長を妨げたり、また顎間接に負担がかかる危険性があります。
ですから、過蓋咬合の場合も出っ歯や受け口と同じく、治療を行った方が
良いでしょう。

③過蓋咬合の治療
 
今回は乳歯列いわゆる乳歯の歯並びの場合を載せます。
当院ではプレオルソというマウスピース矯正を行っております。
プレオルソは既製品のマウスピースで、装着する事で舌の位置を改善し、
頬の異常な力を排除して歯並びを正しい位置に誘導します。

④プレオルソの装着時間について

プレオルソは起床時に1時間、あと就寝時に使用します。
しかし既製品のため、大きかったり違和感を感じたりします。
そのため、まずお風呂に入るときの装着をお勧めします。
これはプレオルソ装着する時の唾液でいっぱいになる場合が多く
お風呂ですと唾液が出ても掃除がしやすいからです。起床時に
装着できないと就寝時に装着できません。


過蓋恋号でう。下の前歯がみえません。


プレオルソを装着した状態です。


装着し半年後です。下の前歯がみえてきました。


装着前の横から見た状態です。


下の前歯がみえてきました。


この場合もかなり下の前歯がみえてきました。

ただし患者さんの頑張りが必要です。
乳歯列のうちにこのようにかみ合わせを改善することをおすすめします。
ただしプレオルソで全てが治るわけではありあせん。あくまできっかけを
作るというイメージになります。
また永久歯になった場合も治療法は下記のリンクに載っております。

過蓋咬合(かがいこうごう)の治療

ページトップへ戻る