またインプラント治療のご紹介をしたいと思います。
かみ合わせの強い患者さんで上の前歯が下の前歯を覆っている
過蓋咬合（かがいこうごう）というかみ合わせになってみえます。
このようなかみ合わせですと寝ているときなどの
食いしばりの力で歯が割れてしまうことも少なくありません。
ナイトガードというマウスピースをお勧めすることが多いのですが
気持ち悪かったり、面倒だったりでできない場合もあります。
この患者さんの場合も奥歯が左右合わせて５本欠損となりました。
ブリッジといって両隣の歯を削って、つなぐ治療がありますが
右側はすでの犬歯も状態がよくなく一度入れ歯を入れさせていただきましたが、
やはり違和感なくしっかり噛めるインプラントが良いとの事で
インプラント治療を受けられました。
これが手術前の状態です。
これが手術を終えて一定期間の後に上のかぶせ物を
装着した状態です。
左右の奥歯が回復したことでよく噛めるとの事です。
レントゲン画像です。上の黒い部分は上顎洞という空洞です。
空洞に近いとインプラント治療を行わない歯科医院もあります。
左上の左側のインプラントはソケットリフトといい、空洞の粘膜を
少しだけ持ち上げてインプラントを埋入（まいにゅう）しています。
入れ歯に比べると違和感、噛めるものが格段に違います。
またお気軽にご相談下さい。
