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理事長BLOG

歯周病の怖さについて

2025年10月2日

今回は歯周病の怖さについて説明したいと思います。

まず歯周病で一番お伝えしたい事は

「歯を失う」

という事です。

どうやって歯を失うのかというと

「歯を支える骨が溶けてしまう」

からです。

原因の一番は歯周病菌になりますが、歯石がありますと
歯周病菌のすみかになってしまいます。
歯周病菌による炎症反応で歯を溶かす破骨細胞が優位に働いて
歯を支える歯槽骨が溶けてしまい、結果歯が抜け落ちることに
なってしまいます。

そのため歯石を取ること、歯磨きを適切に行うこと、また
歯周病のリスクファクター(喫煙、糖尿病、ストレス)などを
排除していくことが大切になります。


画像は前歯が歯周病で抜けてしまった場合です。


それから13年後には残っている歯が1本になってしまい
その1本もぐらぐらになってしまいました。


抜歯を行い無歯顎(歯のない状態)に
なってしまいました。


抜歯した歯には歯石がしっかりとついています。

歯周病は重症になりますと歯を全て失ってしまうことも
あります。
そのため、定期的な歯科医院でのメインテナンや
歯周病が認められたら、歯周病の治療をお勧め致します。

この記事は院長が投稿しました。
プロフィール 
医療法人爽誉会おくい歯科 院長 奥井英幹
1999年より名古屋市北区で開業しております。
骨造成を含むインプラント治療 ワイヤー装置を用いた
全顎矯正治療に歯周再生療法 小児矯正と幅広く診療
しております。またスタッフ採用、教育にも力を入れ
十分な体制でのチーム医療を提供できるように
院内スタッフと診療にあたっています。
地域で一番の診療所を目指しております。

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