今回は乳歯の早期接触について説明したいと思います。
早期接触とは簡単にいいますと全ての歯が最大の面積で接触して、しっかりと
噛み合う前に特定の歯だけが先に当たってしまうことを言います。
そのため噛み合わせがずれしまったりすることがあります。
画像では青点部分が先に当たってしまうため
向かって右側の噛み合わせがすいているようにみえます。
これは乳歯の歯並びの時に多いのですが乳犬歯と言って
真ん中から3番目の歯が尖っていることが多く、それに
ぶつかってしまうことが多いからだと思います。
乳県歯を削った後です。向かって右側の当たりが
改善しています。
このように乳歯の歯並びの早期接触はよくあることです。
お子さんの歯並びを見て片方がすいているように見えましたら
歯科医院で相談されることをお勧め致します。
この記事は院長が投稿しました。
プロフィール
医療法人爽誉会おくい歯科 院長 奥井英幹
1999年より名古屋市北区で開業しております。
骨造成を含むインプラント治療 ワイヤー装置を用いた
全顎矯正治療に歯周再生療法 小児矯正と幅広く診療
しております。またスタッフ採用、教育にも力を入れ
十分な体制でのチーム医療を提供できるように
院内スタッフと診療にあたっています。
地域で一番の診療所を目指しております。