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理事長BLOG

CADインレーの変色 破折しやすさについて

2025年8月7日

今回はCADインレーの変色 破折しやすさについて
説明したいと思います。

従来、銀インレーという部分的に被せる金属の被せ物は保険診療の
主体でした。
しかし数年前からCAD CAMインレーというプラスチックが保険導入されました。
CADインレーは白くプラスチックのため、銀に比べて見た目も良く
アレルギーの心配がありません。

しかしプラスチックのため強度的に弱く割れやすいという欠点が
あります。
また変色もしていきます。
そしてセラミックなどに比べ汚れが付きやすいという問題点も
ございます。


CADインレーの欠けた画像になります。
青矢印部分が欠けた部分です。素材が弱いため
どうしても欠けやすいというリスクがあります。


変色したCADインレーです。
境目に黒い線(褐線 かっせんといいます)が入り
全体的に変色しています。

欠けにくく、変色もなく汚れもつきにくいのは
セラミックインレーやジルコニアインレーと
なりますが自費診療となります。
CADインレーには利点がありますが、欠点もあります。
患者様のお口の状態によっては向かない場合もあるでしょう。

この記事は院長が投稿しました。
プロフィール 
医療法人爽誉会おくい歯科 院長 奥井英幹
1999年より名古屋市北区で開業しております。
骨造成を含むインプラント治療 ワイヤー装置を用いた
全顎矯正治療に歯周再生療法 小児矯正と幅広く診療
しております。またスタッフ採用、教育にも力を入れ
十分な体制でのチーム医療を提供できるように
院内スタッフと診療にあたっています。
地域で一番の診療所を目指しております。

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