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理事長BLOG

子どもの脳について 脳を鍛えよう!

2025年2月25日

 こんにちは、保育士の高梨です。

 今回は、子どもの脳について書いていきます。

 生まれたばかりの赤ちゃんは、記憶したり、認知し
たり、考えたりする高度な働きは、ほとんど働いてい
ません。でも月齢が上がるにつれ、だんだん脳の多く
の場所が働き始めます。
 
 目の情報を受ける視覚野が生後3カ月ぐらいで、聴
覚野は、2歳ぐらいです。

 見る、聞く、触れる、味わう、においをかぐといっ
た感覚野への回路は、1歳ころまでにはほぼでき上がり
ます。

《3~4歳頃までに、
      脳に刺激を与えたり、体を動かそう!》

 以前のブログに神経回路のシナプスを強化すること
が大事!ということを書きましたが、それにふさわし
い時期があります。


子どもの成長発達について客観的指数で説明しました。 | ふじもと内科小児科クリニック


※赤ちゃんには個人差があります。早い・遅いは気に
 しないでくださいね。

《赤ちゃんの脳を育てるポイント》

①繰り返し同じ刺激を与えよう!

 脳の神経回路は、一度できてもそれを長い間使わな
いでいると、やがて消えてしまう性質があります。1
日に何度も同じ働きかけをすることで神経回路はしっ
かりしたものになります。

②基礎が身に付くことが大事

 将来歩けることが大事だから、はいはいはしなくて
も良いという方がいますが、綺麗なお座りやはいはい
は基本です。その基礎ができて、正常な筋肉や骨、関
節の発達につながります。

③各分野の脳をバランスよく鍛えましょう!

 手・運動・感覚・社会性・知能の5つの分野に分か
れます。色々な刺激や体験をさせてあげましょう。

④途中からでも始めましょう!

 人の脳は20歳くらいまで発達し続けています。もっ
といえば、生きている限り、情報を送ってやれば新し
い回路は作られます。でも目覚ましいスピードで発達
するのは0~3歳ぐらいです。早いほど効果的です。

⑤無理強いはやめましょう!

 赤ちゃんが嫌がっては脳は発達しません。もう少し
経ってからまたやってみましょう。

⑥出来たら褒めてあげましょう!

 言葉でほめてあげると赤ちゃんも伝わります。脳か
らドーパミンが出て、次はもっとやろうと思います。
 褒めることで赤ちゃんの脳は発達します。

⑦ダメ!言った後は安心感も忘れずに!

 危険なことをしたら「ダメ!」というのは仕方がな
いですが、その後のフォローは大切です。抱きしめて
上げたり甘えさせてあげて、ママやパパとの信頼関係
を築くことが大切です。

参考文献   主婦の友社
          『赤ちゃんの脳を育む本』


赤ちゃんとママ(お母さん)無料イラスト/フリー素材


☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
       16時半まで保育士がおります。  
 お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
           ご予約お待ちしております。

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