こんにちは、保育士の高梨です。
最近、自動車のチャイルドシートに子どもを乗せて
いても身体に合っていないチャイルドシートに乗せて
事故をした時に子どもが亡くなってしまうニュースを
見ます。
6歳未満のお子様を自動車に乗せる時、チャイルド
シートを使っていないと、道路交通法違反で1点減点
になります。
更に、万が一自動車事故が起きた際に、シートベル
トやチャイルドシートをしないことで被害が拡大した
場合は、被害者損失とされるため、損害賠償等におい
て十分な補償が受けられなくなる可能性があります。
しかし、平成27年5月~6月、ミキハウス子育て
情報サイトで調査したところ、必ずチャイルドシート
を使っている割合が68.5%で、使わないことがあるや
あまり使っていない割合が、31.5%でした。
警視庁「チャイルドシート使用有無別交通事故関連
統計(平成27年中)によると、チャイルドシートを使わ
なかった場合、使っていた場合の約23倍に致死率が
跳ね上がります。
赤ちゃんの身体がまだ小さいからとかママと離れる
と泣いてしまうからなどの理由で、大人が抱いて自動
車に乗せるケースはよく見られます。
体重5.5㎏(生後2~3か月)の赤ちゃんを抱っこして乗
った自動車が、時速40㎞で壁などに激突してしまった
場合、抱っこした人には110㎏もの重さがかかります。
激突の衝撃で赤ちゃんは天井や座席に叩きつけられ
たりフロントガラスを突き破って、車外に放り出され
たりしてしまうそうです。
親は子どもに必ず身体にあったチャイルドシートを
させる義務があると思います。
《チャイルドシートはどのような種類があるの?》
①乳児用シート(新生児~1歳ぐらい体重が13㎏未満)
寝かせるタイプで後ろ向きに使用するシートタイ
プと横向きに使用するベッドタイプがあります。
②幼児用シート(1~4歳くらいで体重が9~18㎏)
首がしっかりすわり、自分で座れるぐらいから使
います。前向きシートとして使用します。
③ジュニアシート(4~10歳くらいで
体重が15~36㎏)
座席を上げて背の高さを補い、腰ベルトの位置を
合わせることで、大人用のシートベルトを使えるよ
うにします。背もたれ付きと背もたれがないものが
あります。
参考:国土交通省ホームページ
(チャイルドシートコーナー)
☆ほんの近くの場所であっても必ず身体に合った
チャイルドシートに乗せてあげてくださいね。
参考文献 扶桑社 (子育てギャップ)
☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
16時半まで保育士がおります。
お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
ご予約お待ちしております。