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理事長BLOG

下の親知らずの抜歯について 真っ直ぐ生えていても難しい場合

2024年4月25日

院長の奥井です。
今回は下の親知らずの抜歯について 真っ直ぐ生えていても難しい場合
について説明したいと思います。

通常、下の親知らずの抜歯は生えるスペースがないことが多く
曲がって生えていることが多く抜歯が難しいことが多いです。

しかし真っ直ぐ生えていても歯茎が被っていたり、また
下顎枝(かがくし)といい下あごの骨の立ち上がっている部分に
引っ掛かっている場合は、抜歯が難しくなります。


画像のような場合、親知らずは真っ直ぐ生えてますが
青点の部分が歯茎に覆われています。


レントゲンでは青の部分が(上の青が下顎枝です)
骨とぶつかっているように見えます。


歯茎を切開して青の部分を完全に露出させます。
幸い骨とぶつかってはいませんでした。


歯を脱臼できたところです。


抜けた親知らずです。


縫合を終えたところです。

このように真っ直ぐ生えている親知らずでも
抜歯が簡単でない場合もありますので
詳しくは歯科医師と相談されますことを
おすすめ致します。

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