お問い合わせは052-910-0550
お問い合わせフォーム
初診予約
再診予約

理事長BLOG

下の親知らずの抜歯について 真っ直ぐ生えていても難しい場合

2024年4月25日

院長の奥井です。
今回は下の親知らずの抜歯について 真っ直ぐ生えていても難しい場合
について説明したいと思います。

通常、下の親知らずの抜歯は生えるスペースがないことが多く
曲がって生えていることが多く抜歯が難しいことが多いです。

しかし真っ直ぐ生えていても歯茎が被っていたり、また
下顎枝(かがくし)といい下あごの骨の立ち上がっている部分に
引っ掛かっている場合は、抜歯が難しくなります。


画像のような場合、親知らずは真っ直ぐ生えてますが
青点の部分が歯茎に覆われています。


レントゲンでは青の部分が(上の青が下顎枝です)
骨とぶつかっているように見えます。


歯茎を切開して青の部分を完全に露出させます。
幸い骨とぶつかってはいませんでした。


歯を脱臼できたところです。


抜けた親知らずです。


縫合を終えたところです。

このように真っ直ぐ生えている親知らずでも
抜歯が簡単でない場合もありますので
詳しくは歯科医師と相談されますことを
おすすめ致します。

ページトップへ戻る