こんにちは、保育士の高梨です。
今回は、赤ちゃんの事故・けがについて書いていき
ます。事故やけがはいつ起こるか分かりません。ママ
やパパが予測して予防してあげることが大切です。
乳児の事故の大半は、交通事故などよりも室内で起
こっているそうです。
☆発達別で気を付けたい事
《0~6カ月の赤ちゃん》
ねんねや寝返り期の赤ちゃんはフカフカなお布団
やうつ伏せ寝は窒息してしまう可能性があります。
また、ソファやベッドからの転落事故に繋がって
しまうので注意しないといけないです。
《7~11カ月の赤ちゃん》
おすわり、はいはい期の赤ちゃんはまだ上手に座る
ことができないので倒れて頭をぶつける事故が多発し
ています。またこの時期は、誤飲や階段やベランダの
段差での転落事故、引き出しや扉で手を挟むなどの事
故も多いです。
《1歳以降》
つかまり立ち期になると行動範囲が広くなるので、
興味のある所につかまり立ちしながら歩いていきます
まだ不安定なのですぐ転倒してしまいテーブルの角
で頭をぶつけたり誤飲にも注意しないといけないです
つかまり立ちが過ぎるとよちよち歩きが始まります
益々行動範囲が広がります。見るものはすぐ行きたが
ってしまい触ろうとします。例えば、電気ポットや炊
飯器、アイロンでやけどをしてしまう可能性がありま
す。また公園に行って遊具からの転落、道路への飛び
出しも注意してみてないないといけないです。
☆室内の危険ポイント
①洗面所・脱衣所
洗剤や芳香剤、湿気取りなどの誤飲に注意です。ま
た剃刀やヘアピンなど危険な物がないか前もってチェ
ックしないといけないです。
②お風呂
ママやパパが洗髪している時に溺水に注意です。頻
繁に見ることが必要です。また浴槽は滑りやすいため
要注意です。
③寝室
ベビーベッドの柵は必ず上げる習慣にしましょう。
うつ伏せにして寝かせないようにしてくださいね。寝
返りしてまだ寝返りが戻れない時も注意が必要です。
④トイレ
水深が10センチあれば溺死する可能性があります
ドアに手が届くようであれば外から鍵をつける必要が
あります。
⑤台所
台所は危険な物が沢山です。柵を付けたりして入ら
せないようにしましょう。
⑥ベランダ
踏み台になるような物は置かないようにしましょう
2歳になると自分でいすなどを持ち出して踏み台にし
てしまうので必ずベランダの扉のカギをしたりして、
ベランダに行かないようにしましょう。
参考文献 学研プラス
『らくらくあんしん 育児』
☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
16時半まで保育士がおります。
お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
ご予約お待ちしております。