こんにちは、保育士の高梨です。
今回は4~5カ月の赤ちゃんの月齢別の活動と睡眠
について書いていきます。
※起き続けられる時間=1回の睡眠の長さとなります
《4~5カ月》
約1時間20分~1時間30分
なので、1時間20分活動したら1時間20分寝か
してあげましょう。
あくびや寝ぐずりがなくても寝かしつけを開始して
くださいね。
午前中はだいたい同じ時間に寝るようになってきま
す。
日中の睡眠は3~4回、合計4~5時間眠ります。
夜の睡眠は生後4か月の赤ちゃんは約50%の赤ち
ゃんが夜通し寝られるようになります。
《4~5カ月の赤ちゃんで寝る時のお困りごと》
①寝返りをしてうつ伏せになってしまう
深い睡眠(寝ついて15分~20分後)になった頃に
仰向けにしてあげましょう。日中に寝返りの練習をす
ると良いです。
②添い乳を始めてしまう
添い乳は悪い事ではないのでやめる必要はないので
すが、添い乳をしていると今後頻繁に夜中起きる可能
性が高くなってしまいます。
添い乳をして吸う力が弱くなってきたらおっぱいを
口から外してみましょう。
③睡眠退行
今まで良く寝てくれていた子どもが、この頃から夜
中に何度も起きたり、昼寝が短くなったり、寝つきが
悪くなったりします。
赤ちゃんの五感が一気に敏感になり、この成長が睡
眠退行に繋がっています。
※睡眠の土台を整えましょう!
☆寝室など睡眠にかかわる環境
『子どもの眠りについて』のブログに書きましたが
光、音、部屋の温度と湿度、寝る時の服装、安全性の
項目があげられます。
寝ついた時と同じ環境が起きる時間までずっと続け
られることが重要です。
④寝かしつけが大変です!
活動時間が長すぎると、赤ちゃんは興奮してしまう
ことがあります。コルチゾールと呼ばれるストレスホ
ルモンは、目覚めのホルモンでもあります。起床時に
ピークに達するといったリズムがあります。そこにス
トレが加わると分泌量がアップしてしまいます。子ど
もは興奮し過ぎるとコルチゾールの量が上昇し、興奮
が冷めやらず、寝つきが悪くなったり、夜泣きをして
しまいます。
そうなる前に脳を休ませることが大切です。就寝前
は激しい遊びは控え、絵本などを読んでくださいね。
※赤ちゃんは毎日繰り返すことで安心感が生まれます
《夜のルーティーン》
お風呂⇒着替え⇒授乳⇒絵本⇒消灯
参考文献 講談社
『ママと赤ちゃんのぐっすり本』
☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
16時半まで保育士がおります。
お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
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