こんにちは、保育士の高梨です。
今回も子どもの眠りについて書いていきます。
ママやパパは子どもは朝までぐっすり寝てもらいた
いと思っていると思います。朝まで寝続けられる環境
こそ快適な睡眠環境です。
☆具体的にどういった事をすれば快適になるのでしょ
うか?
5つのポイントがあります。
①光⇒朝の光りを浴びよう!
ぐっすり眠るには、まずは朝の日の光りを浴びるこ
とから始まります。
朝起きたらカーテンを開けましょう。可能ならお散
歩が良いです。
毎日15分程度浴びることで、セロトニンという気
分の安定に大切な神経伝達物質の合成・分泌量が増え
ます。
それによって脳の中でメラトニン(脳の松果体と呼ば
れる部分から分泌されるホルモンで、睡眠ホルモンと
も呼ばれている)が盛んに合成、分泌されます。
夜の就寝時間を考えると遅くても、朝10時までに
は浴びたいものです。
※就寝前のテレビや携帯電話などは見せないようにし
てくださいね。ブルーライトの影響を考えると就寝
2時間前までが理想です。
☆就寝時は、真っ暗な状態で眠らせてあげることが大
切です。遮光カーテンを付けましょう。
②音⇒静寂よりぐっすりノイズ
ぐっすりのノイズとは?
テレビやラジオなどのシャーッという砂嵐の音や波
の音や小川のせせらぎのある自然音の音の2つありま
す。
産まれた赤ちゃんはママの心臓の音を聞いていてリ
ラックスしていました。無音だとかえって不安になる
赤ちゃんがいます。月齢の低い赤ちゃんは、ぐっすり
ノイズが適しているのです。
代用で、インターネットで「ホワイトノイズ」や
「自然音」で検索したり、換気扇の音でも代用できま
す。寝かしつける音で、「シー、シー」という声は赤
ちゃんがママの胎内にいる時に聞いている血流の音に
似ているそうです。
③部屋の温度と室温
赤ちゃんの睡眠の適温温度は、大人が肌寒く感じる
20度~22度です。赤ちゃんはおむつをしていたり
寝汗をかきながら夜泣きをする場合があります。
でもエアコンの風が直接当たらないように注意が必
要です。背中や頭に汗をかいているようであれば、暑
すぎます。逆に手足を触ってみて指先まで冷えていた
ら寒すぎます。
湿度は40~60%にしましょう。60%をこえる
とカビの増殖に繋がるので注意しましょう。
④寝る時の服装
赤ちゃんは基本的には綿100%がおススメです。
アトピーで肌が弱いお子さんは、オーガニックコット
⑤寝床の安全
最近、地震が多くなっています。災害を考えて、安
全な位置に赤ちゃんを眠らせてあげるのは基本です。
本棚やタンスなど倒れてくる可能性がある場所は避け
ましょう。
ママやパパが家事で目を離すときには、ベビーモニ
ターがおススメす。
※睡眠は成長に欠かせないです。熟睡させてあげるた
めに寝床を快適にしてあげましょうね。
参考文献 講談社
『ママと赤ちゃんのぐっすり本』
☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
16時半まで保育士がおります。
お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
ご予約お待ちしております。