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理事長BLOG

金の被せ物 ゴールドアンレーについて

2022年7月31日
院長の奥井です。
今回は金の被せ物 ゴールドアンレーについてです。

奥歯の被せ物ですが、保険では銀を用いたものが主流です。
まず銀といっても、全て銀ではなく金が少しにパラジウム、銀、銅などが
入った合金になります。
金属は溶出と言って唾液と反応したり噛み合う摩擦で金属が溶け出し
アレルギーをひこ起こす可能性があります。
ここで大切なのは

すぐにアレルギーは現れない

という事です。
遅延型アレルギーと言って金属アレルギーは遅れて発症すると
言われています。

また私が気になるのは銀歯は変形するということです。最初は合っていてもその分変形を起こす材質でもあり毎日使う咬合力や歯ぎしりなどで日に日に変形してしまいます。だいたい2〜3年で変形が始まっていくとも言われています。変形を起こすと、変形した部分から虫歯になってしまいます。これを二次う蝕(二次カリエス)と呼んでいます。

そうしますと銀歯よりセラミックスの方がアレルギーもなくまた色調も良いのですが。
ただ噛み合わせの強い方では欠けてしまうリスクがあります。
その場合、ゴールド、金歯がお勧めです。

最近は白い歯が主流になってますが、セラミックスでは欠けたりする可能性のある
歯は金にされることをお勧めします。金は金属アレルギーが起きにくく、歯との密着性が高いために、虫歯の再発を防いでくれるというメリットがあります。 また、柔らかいので加工もしやすく、噛み合わせの良さはとても優れています。 そして、劣化もおきにくいため長く使えるというメリットがあります。


画像は銀歯ですが、かぶせものと歯との間に
隙間が認めれます。


画像はゴールドアンレーです。
被せ物の縁がしっかりと合っています。
その分、虫歯になりにくいといえます。
ちなみに歯の溝部分だけのものをインレー
歯の外側を一部から全部覆ったものをアンレーといいます。
そして歯茎の部分まあでかぶさったものをクラウンと言います。

お気軽にご相談下さい、

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