こんにちは、保育士の高梨です。
今回は歯の外傷について書いていこうと思います。
思わぬ事故というのはいつ起きるか分かりません。
そこで万が一起きても慌てないように落ち着いて行動
するため、前もって心構えが必要です。そこで色々な
パターンを書いてみました。
①歯をぶつけたら?
事故などで顔を強打すると、高い確率で歯を傷つけ
てしまいます。脳外科へも当日すぐ行くと思いますが
当日歯科も受診した方が良いでしょう。
特に、歯が欠けた、歯が抜けた、歯の位置が変わっ
た、かみ合わせが変わったなど、口の中の異変に気づ
いた時は、早く受診しましょう。
②歯が欠けたり抜けたら?
強打により歯が欠けたり折れたりする場合がありま
す。(破折)
★床などに歯が折れた破折片がないか探してみてくだ
さい。
☆歯が小さく欠けたら?
破折部の修復だけで治療はすみます。
☆歯が抜けてしまったら?
破折が大きく神経が出てしまう(露髄)場合や痛み
が出て根管治療(歯の神経の治療)をする場合があり
ます。
※抜けてから数時間も経過したり抜け落ちた歯を乾燥
させたりすると再植しても定着せず、上手にいきま
せん。いち早く、担当の歯医者さんか近くの歯医者
さんに行きましょう。
抜けた歯は生理食塩水などで洗い、きれいな状態
にして抜けた場所に戻せるのであればそっと戻して
あげてください。もとに戻せない場合は、生理食塩
水(ない場合は、牛乳につけるかお口の中に入れる)
につけて保管して下さい。
★抜け落ちた歯の歯根面(歯根膜)を乾燥させないで
ください。
参考文献 西村書店 『みんなのための家庭の歯学』
☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
16時半まで保育士がおります。
お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
ご予約お待ちしております。