こんにちは、保育士の高梨です。
《歯医者さん》と聞くと、怖い!痛い!というイメ
ージを持ったいるお子さまが多いのではないでしょう
か?
おうちでしっかり歯みがきをしているつもりでもど
うしても歯垢が残ってしまい、虫歯ができてしまうこ
ともあります。歯科での定期検診で生涯の歯を残すこ
とができます。《歯医者さん》は虫歯の時だけ通って
歯を削ってもらうところではなく、将来の健康な歯を
守ってくれる《歯医者さん》で定期検診を毎回受診し
ましょう!
今回はおうちでできる虫歯予防をいくつか書いてい
こうと思います。
★子どもの虫歯予防
1歳半ぐらいになると歯もだいぶ生えてきて甘い物
を食べる機会が増えると思います。これぐらいの頃に
なると歯みがきを嫌がるお子さまもみえます。
甘い物はダメと言っても子どもには難しいです。
★大敵は、砂糖が歯に触れている時間の長さ
たとえ虫歯菌が子どもの口に入っても、歯の表面に
付着して活動するためには、砂糖が長時間口の中に存
在しなければ良いです。
①規則正しい食事をしよう
例えば朝食の時間を7時
昼食の時間を12時
おやつの時間を3時
夕食の時間を6時
時間を決めてそれ以外にお口に入れるのは水分補給
にしましょう
②ダラダラした間食はやめよう
例えば朝食の時間を7時
おやつを10時
昼食の時間を12時
外出先でダラダラとしたおやつ
夕食の時間を6時
夜寝る前や歯みがきをした後に甘い物
水分補給もスポーツ飲料やジュースを飲むのは暑い
日以外はできるだけ控え、水やお茶にしましょう。
★口の中を虫歯菌から守る工夫
①食後にお茶や水で口をすすぐ
②甘い物はダラダラ食べず一度に取る
③キシリトールガムなど砂糖を使っていないお菓子
を選ぶ
④繊維質の多い食べ物は食べるだけで歯みがきの効
果がある
☆果物の糖は果糖といって虫歯菌のエサになりにく
い
★一番効果のある、寝る前の歯みがき
虫歯が作られるのは主に寝ている時です。
よく食べたら磨くと言われますが歯みがきを嫌がる
お子さまは沢山います。夜寝る前に1日食べた汚れを
しっかり取ると良いです。
昼間は唾液が常に分泌されていて、虫歯菌を出す酸
を中和し、その影響を抑えています。ところが、眠っ
たとたん、唾液の流れはピタッと止まります。すると
口の中は細菌の培養器のようになり、砂糖というエサ
が残っていると、虫歯菌の天下が始まります。ですか
ら、寝る前の歯みがきがとても大切になります!
☆夜寝る前の仕上げ磨きをしっかりしてあげて、歯科
の定期検診も毎回受けましょう!
参考文献 1万年堂出版
『子育てハッピーアドバイス もっと知りたい
小児科の巻 2』
☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
16時半まで保育士がおります。
お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
ご予約お待ちしております。