こんにちは、保育士の高梨です。
3月11日は忘れもしない東日本大震災の日です。
あれから10年が経ちます。いざという時に小さなお
子様がいるご家庭にいつなんどき、災害が来るか分か
りません。
とっさの時にできることは限られています。家族が
一緒にいるとも限りません。もしもの時に備えて、最
低限考えておきたいことをまとめました。
少しでもこれらを参考にして頂ければ嬉しいです。
《自宅で災害にあった時》
①まずは子どもと自分の身を守る
→ふだんから家のどの場所が一番安全かを考えてお
く。火を使っていればすぐ消す。
②次に一時避難をするかどうか考える。
→自治体や地域で避難指示が出ればその行動を取り
ます。ご近所さんにもふだんからお付き合いを通
じて、小さい子どもがいることを伝え、お互いに
協力しあって避難しましょう。
《とっさに持ち出すもの》
★ふだんから↓の物がどこにあるか把握しておく
①携帯電話(充電器も一緒に)
②お金
③カード類
④印鑑
⑤小銭(公衆電話しか繋がらないこともあるので大め
に用意しておく)
⑥カギ類
⑦保険証
⑧筆記用具
《外出先で災害にあった時》
災害は、商業施設、交通機関、道路といつ、どこで
遭遇するか分かりません。
災害に遭遇したら、近くに管理者がいればその人の
指示に従います。
ふだんから「災害にどこであったらどうするか」を
少し考えるだけでその時によりよい行動を選択でき、
早く実行できます。
もし保育園や幼稚園に子どもを預けている場合は、
ふだんからどうするかを決めておく必要があります。
すぐにお迎えに行けない場合、園でどこまで預かっ
てもらえるか、近所の人や親せきの人が迎えに行って
も良いかなど話し合っておきましょう。
《ふだんから考えておこう》
①家族の安否確認方法を話し合っておく
②幼稚園、保育園の先生と緊急時の対応をふだんから
話し合っておく
・避難訓練の内容を確認しておく
・迎えに行く人の名前をあげておく
(親が迎えに行けない時)
③連絡先を複数決めておく
④災害伝言板の活用をシミュレーションしておく
⑤近所に知り合いをつくっておくシミュレーションし
ておく
⑥けがをした時の対応などをシミュレーションしてお
く
《外出時に地震にあったら》
①ブロック塀や屋根の瓦の落下に注意
②切れてぶら下がっている電線には触れない
③大きな看板の下は避ける
④地盤沈下、地割れに落ちないように
⑤壊れたマンホールのふたの上に乗らない
⑥高層ビルやマンションの窓ガラスが落ちてこない場
所に避難する
⑦壊れてきそうなものの近くに寄らない
⑧運転中ならスピードを落とし、路肩に停める
⑨エレベーターの中なら、各階のボタンを押す
⑩高層ビル内なら、フロアの中央へ
☆先ほども申しましたが、災害はいつ来るか分かない
ので、今日からでもできることはシミュレーション
してみましょうね!
参考文献 成美堂出版
『知っておきたい赤ちゃんと子どもの
病気とホームケア』
☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
16時半まで保育士がおります。
お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
ご予約お待ちしております!