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理事長BLOG

外骨症および骨隆起について

2025年11月27日

今回は外骨症および骨隆起について説明したいと
思います。
外骨症とは骨の表面から外側に向かって骨が増殖したもので
別名を骨隆起と言います。
原因は歯軋りによる刺激など色々ありますが、時として
歯茎から骨が飛び出ることもあり、そうしますと痛みを
伴います。
骨が突き出て痛みがある場合は歯茎を切開して骨を削って丸める手術
を行うことになります。


画像の青丸の部分が外骨症です。わかりにくいですが
中央の赤点部分が骨が突き出ている部分です。


麻酔下で歯茎を開くと青丸部分が骨が突起して
いるのがわかります。


ドリルで骨を削って平坦化させます。


突起した部分が平坦化されました。


縫合を終えたところです。

食いしばりや歯軋りをされている患者様が多い中、
その刺激で外骨症ができる患者様も増えております。
舌などで歯茎を触ると硬くて痛みを伴う場合は、
外骨症の場合もありますので歯科医院で相談しましょう。

この記事は院長が投稿しました。
プロフィール 
医療法人爽誉会おくい歯科 院長 奥井英幹
1999年より名古屋市北区で開業しております。
骨造成を含むインプラント治療 ワイヤー装置を用いた
全顎矯正治療に歯周再生療法 小児矯正と幅広く診療
しております。またスタッフ採用、教育にも力を入れ
十分な体制でのチーム医療を提供できるように
院内スタッフと診療にあたっています。
地域で一番の診療所を目指しております。

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