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理事長BLOG

CADCAM冠のメリット、デメリットについて

2025年11月2日

今回はCADCAM冠のメリット、デメリットについて
説明したいと思います。
CADCAM冠とはコンピューターで設計したデータをもとにして
レジンやセラミックを混ぜたブロックを削り出して作る被せ物の
事です。スキャンといってカメラのような機械で撮影して作ることも
でき型取りが気持ち悪い方にとっては福音となります。

CADCAM冠のメリットは
①金属でないのでアレルギーの心配がない
②色が白いので見た目が良い
③自費診療に比べ費用が安い

などがあります。

に対してデメリットは
①耐久性は良くないので割れる可能性がある
 また割れた時に装着から2年間は再度被せられない
②色を吸収しやすく変色しやすい
③歯を削る量が多い(割れやすいため)
そして中の土台が黒い場合、その黒さを隠せない
などがあります。


画像の上の歯はCADCAM冠です。中の土台の歯が黒いため
色を隠すことができません。


に対しましてジルコニアボンドクラウンです。
歯肉圧排をしますので
https://okui-dc.jp/2022/09/08/%E7%B2%BE%E5%AF%86%E3%81%AA%E8%A2%AB%E3%81%9B%E7%89%A9%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E5%9E%8B%E5%8F%96%E3%82%8A%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6%E3%80%80%E6%AD%AF%E8%82%89%E5%9C%A7%E6%8E%92/

青線の部分が綺麗で境目も見えません。
また矢印の噛む面も白で綺麗です
(CADCAM冠も白いです)。

CADCAM冠は被せる時が6,000円〜9,000円ぐらいです。
ちなみにジルコニアボンドクラウンは121,000円(税込み)
となります。

この記事は院長が投稿しました。
プロフィール 
医療法人爽誉会おくい歯科 院長 奥井英幹
1999年より名古屋市北区で開業しております。
骨造成を含むインプラント治療 ワイヤー装置を用いた
全顎矯正治療に歯周再生療法 小児矯正と幅広く診療
しております。またスタッフ採用、教育にも力を入れ
十分な体制でのチーム医療を提供できるように
院内スタッフと診療にあたっています。
地域で一番の診療所を目指しております。

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