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理事長BLOG

プレオルソについて

2025年9月21日

今回はプレオルソについて説明したいと思います。
プレオルソについては以前も何度か投稿していますが、
今回は歯が重なっている「叢生(そうせい)」にクローズアップ
して説明したいと思います。

プレオルソとはマウスピース型の矯正装置で、
歯を直接動かす装置ではなく、口呼吸の改善や舌を正しい位置に
誘導させるものです。
歯というのは頬や舌の影響を受けます。舌が下の位置にありましたら
下の前歯の歯並びが重なってきたり、また頬の力で歯並び自体が
狭くなることもあります。
そのためプレオルソは装着することで舌が上に行き、また頬を
排除しますので歯列がフリーの状態になり、改善していくという
ものです。

またプレオルソは歯の前後的な問題(受け口や出っ歯)や
上下的な問題(過蓋咬合(かがいこうごう))などにも対応できますが、
上記のような叢生(重なっていること)にも対応可能と言えます。


プレオルソを装着した状態です。
サイズはタイプⅠというものにはSとSSとありますが、
最近イニシャルというさらに小さなサイズも出ました。


プレオルソを始める前です。下の前歯が重なっています。


装着約1年後です。前歯の歯並びが改善しています。

しかしプレオルソは全てに適応できる訳ではありません。
著しい叢生では改善が難しいです。
また型取りをして作製する装置に比べフィット感がないため
どうしても異物感は感じてしまいます。詳しくはお気軽にご相談下さい。

プレオルソは自費診療になります。
診断料(セファロレントゲン撮影分析代含む)33,000円
ただし永久歯の前歯の噛み合わせができていない場合は
診断料はかかりません。
プレオルソ費用              55,000円
劣化した場合の交換代           11,000円
プレオルソから小児矯正治療(297,000円〜)に移行した場合は44,000円を
差し引かせていただきます(費用は全てR7年9月時点です)。

この記事は院長が投稿しました。
プロフィール 
医療法人爽誉会おくい歯科 院長 奥井英幹
1999年より名古屋市北区で開業しております。
骨造成を含むインプラント治療 ワイヤー装置を用いた
全顎矯正治療に歯周再生療法 小児矯正と幅広く診療
しております。またスタッフ採用、教育にも力を入れ
十分な体制でのチーム医療を提供できるように
院内スタッフと診療にあたっています。
地域で一番の診療所を目指しております。

 

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