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理事長BLOG

GBR(骨再生誘導法)について

2025年9月18日

今回はGBR(骨再生誘導法)について説明したいと思います。

インプラント手術を行う場合、当たり前ですが抜歯をして
歯を失ったので行います。
しかし通常、抜歯をしますとその周囲の骨が吸収していわゆる
「痩せ」ますのでインプラントを埋入する時にインプラントの
周囲に骨が足りないことがよくあります。

ですから抜歯をした後に抜歯した穴の周囲に人工骨を足す手術を
GBR(骨再生誘導法)と言います。
抜歯した直後の穴に人工骨を入れる処置をソケットプリザベーションと
言いますが、ソケットプリザベーションは歯のあった場所が穴が空いており
歯茎で満たされていないため人工骨を入れた場所に感染のリスクが
伴います。
抜歯しておよそ1ヶ月経ちますと歯茎が塞いで抜歯した穴は無くなります。
そのためGBRは約1ヶ月後に行うことが多いです。


画像は抜歯して1ヶ月後の状態です。
青点部分が骨が痩せています。


GBRを行って2ヶ月後です。青点部分が
盛り上がっているのがわかります。

このような状況を作りますとインプラントの埋入が
行いやすくなります。

GBRは自費診療になります。人工骨の量によりますが
約110,000円ほどになります。(R7年9月時点)

この記事は院長が投稿しました。
プロフィール 
医療法人爽誉会おくい歯科 院長 奥井英幹
1999年より名古屋市北区で開業しております。
骨造成を含むインプラント治療 ワイヤー装置を用いた
全顎矯正治療に歯周再生療法 小児矯正と幅広く診療
しております。またスタッフ採用、教育にも力を入れ
十分な体制でのチーム医療を提供できるように
院内スタッフと診療にあたっています。
地域で一番の診療所を目指しております。

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