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理事長BLOG

エールガイドについて インプラント手術に用いるガイドについて

2025年6月12日

今回はエールガイドについて インプラント手術に用いるガイドについて
説明したいと思います。
インプラント手術にはガイドまたはステントを用いることが多いです。
ガイドまたはステントとはインプラントを埋入する手術の時に用いる装置です。
マウスピースの様な装置に穴があいており、その穴の部分にドリルを入れる
事にとって正確にドリルを行えるものです。


画像は二つともガイドになります。そして右側がエールガイドです。
特徴はブロックが埋め込んである事です。
ちなみにエールガイドは商品名でエールジャパンさんという会社で
作られているものです。

エールガイドの特徴はエールガイドを装着してCT撮影し、CTのデータで
分析しスリーブ(穴)を開けてくるというものです。
これにより骨の中で安全な場所に埋入できるというものです。


まずエールガイドを装着しCT撮影します。
青丸の部分がブロックです。これを目印とし
データで合わせてスリーブの位置を担当技工士さんと歯科医師で
打ち合わせをします。


スリーブを装着して再度CT撮影をします。
青丸がCTです。
これにインプラントをシュミレーションして
スリーブがずれていないか確認します。


手術後ですが、青矢印がインプラント体で、上の青部分が
上顎洞という副鼻腔です。エールガイドのおかげで
副鼻腔にずれずに埋入できています。

このように現在の当院でのインプラント手術ではエールガイドは
欠かせないものになっています。
エールガイドの費用は上下各99,000円です(インプラント手術料などは
別途かかります また費用はR7年6月時点のものであり変更もありえます)。

この記事は院長が投稿しました。
プロフィール 
医療法人爽誉会おくい歯科 院長 奥井英幹
1999年より名古屋市北区で開業しております。
骨造成を含むインプラント治療 ワイヤー装置を用いた
全顎矯正治療に歯周再生療法 小児矯正と幅広く診療
しております。またスタッフ採用、教育にも力を入れ
十分な体制でのチーム医療を提供できるように
院内スタッフと診療にあたっています。
地域で一番の診療所を目指しております。

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