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理事長BLOG

歯の生活習慣について③ 歯を守るために大切なことは?

2024年8月27日

 こんにちは、保育士の高梨です。

 今回も歯の生活習慣について書いていきます。

《よく歯を食いしばっているが
        歯が丈夫になるのかな?》

 いいえ、食いしばりは歯に負担がかかってしまいま
す。
 ストレスがかかったり、体に力が入っていたり、寝
ているときに、無意識で歯ぎしりしたり、食いしばっ
たりしていることがあります。

 この時に、歯やあごにかかる力は体重の約2倍とい
われています。例えば60㎏の体重の人であれば、120
㎏の力がかかってしまいます。これが続いてしまうと
歯のすり減りが生じて、あごの負担がかかり、顎関節
症の要因になってしまいます。

 起きているときは、首や肩や顎の力を抜きましょう
首や肩のストレッチをしたり、リラックスする時間を
増やしましょう。

 寝ているときに歯の食いしばりをしているようであ
れば、歯科でマウスピースを作ることも良いです。

※マウスピースは、歯のすり減り予防で、歯ぎしりそ
 のものを予防するわけではないです。

※マウスピースの長期使用は、筋紡錘というあごの筋
 肉内にある、筋肉の長さを察知するセンサーを狂わ
 せてしまうことがあります。マウスピースを歯科で
 作った時は、その後定期健診も受けてくださいね。

※歯ぎしりや食いしばりの癖があると、歯のエナメル
 質に亀裂が入り、その部分に細菌がたまり、虫歯の
 原因になることがあります。

《歯を守るなら、口呼吸より鼻呼吸が良いの?》

 はい、口呼吸では、歯を守ってくれる唾液が減って
しまいます。鼻呼吸が良いです。

☆口呼吸はなぜダメなの?

①風邪をひきやすい
 口からですと菌が直接入ってしまいます。

②睡眠時無呼吸症候群を招きやすいです。

③虫歯や歯周病、口臭の原因になります。

④唾液の分泌が減ってしまいます。

 口呼吸をしていると口の中が乾いて唾液の分泌量が
減ってしまいます。唾液には、歯や歯ぐきを守り、悪
玉菌を抑える働きがあります。
 鼻呼吸にすると虫歯や歯周病、口臭予防になります

※鼻炎や鼻の病気で鼻がつまっていると口呼吸になる
 場合があります。耳鼻科で治療をした方が良いです
 また、習慣や癖で口呼吸になっている場合は、舌の
 位置を整える必要があるそうです。


参考文献    飛鳥新社
           『歯のメンテナンス大全』


歯ぎしり・食いしばりの治療を始めました | デンタルクリニック 江戸川橋

☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
       16時半まで保育士がおります。  
 お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
           ご予約お待ちしております。

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