お問い合わせは052-910-0550
お問い合わせフォーム
初診予約
再診予約

理事長BLOG

子どもの成長期の食事について⑦ よく噛むことの大切さ

2024年6月4日

 こんにちは、保育士の高梨です。

 今回は、食事の時によく噛むことの大切さを書いて
いきます。以前からよく噛むことは良いとされていま
すが、どうして良いのでしょうか?

 それは、よく噛むことで脳と体を発達させるからで
す。早食いすることは、窒息事故につながることもあ
ります。

《よく噛むことのメリット》

①脳神経を刺激するので、脳の働きを活発にし、記憶
 力をよくするなど、知能の発達とも深い関係にある
 ことが分かっています。

※脳神経とは、12対の神経で構成され、脳から直接
 出て頭部、頸部、体幹の様々な部位へと伸びていま
 す。脳神経には特殊な感覚(視覚、聴覚、味覚など)
 を担うものと、顔の筋肉を制御したり腺を調節した
 りするものがあります。脳神経には、それぞれの位
 置に応じて、脳の前から後ろに向かって番号と名前
 が付けられています。

脳神経12対の図 : あとりえっとん。 [半袖Tシャツ [6.2oz]] - デザインTシャツマーケット/Hoimi(ホイミ)
②よく噛むことで食材本来の味を感じることができま
 す。

③口を開けたり閉じたりするため顔などの骨や筋肉が
 動き、これにより血流が増加し、脳に酸素と栄養が
 送られるため、脳細胞の働きが活発になり、反射神
 経や判断力が良くなります。

④子どもは知育を助け、高齢者は認知症予防になりま
 す。

⑤噛む動作によってあごや口の周りの筋肉を動かすこ
 とは、表情を豊かにしたり、きれいな発音で話すこ
 とにもつながります。

《毎日のセルフケアをしましょう!》

 よく噛むことができる丈夫な歯を維持するために、
毎日のハミガキはとても重要です。またデンタルフロ
スなどで歯間の汚れも取りましょう。

《噛むことの大切さは親が教えよう!》

 親にとって毎日教えることは大変ですが、子どもに
とって一生に繋がる大事なことです。噛む力を発達さ
せるためには、子どもが自分で食べる意欲を持つこと
も大切です。親が見本となって噛むことの大切さ教え
てあげましょう。

《おいしく食べると味覚が育つ》

 小さい時から色々な食材に触れることは大切です。
多くの味を経験させて、味覚の領域を広げていってあ
げると、酸味や苦みもおいしいと思えるようになって
きます。食事の時が楽しいし美味しい!と思えるよう
にさせてあげましょう。

《よく噛む効用‘’卑弥呼の歯がいーぜ‘’》

 日本咀嚼学会が提案する「噛む効用」のキャッチフ
レーズ。弥生時代の人々は、食事で噛む回数が現代人
の約6倍だったそうです。

よく噛むことの重要性 - 「卑弥呼の歯がいーぜ」とは?

参考文献   主婦の友社
          『成功する子は食べ物が9割』
 
☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
       16時半まで保育士がおります。  
 お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
           ご予約お待ちしております。

ページトップへ戻る