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理事長BLOG

被せ物を入れるまでの仮止めについて

2024年6月2日
院長の奥井です。
今回は被せ物を入れるまでの仮止めについて
説明したいと思います。

虫歯を削って型を取って被せ物を作ってくる場合、
最近ではその場で機械が削った歯を読み込んで材料を削って
作ってしまうものも増えましたが、通常は技工士さんに
渡し被せ物を作ってくる事が多いです。
また歯科医院に技工士が院内に勤務している医院は少なく
いわゆる外注という形をとる医院が多いと思います。

話はそれましたが型を取って被せ物を作ってくる間、
削った歯をそのままにしますとしみたりしますし、また
削って歯の薄くなった部分が欠ける恐れもあります。
そのため仮止めが必要になります。


画像は削った状態の歯です。
これは歯を全て削っていません。歯の部分的な
部分を削っていますのでインレーという被せ物を
被せることになります。
画像でいう左右の部分が歯が薄くなっており、そのままでは
欠けてしまうかも知れません。


仮止めをした状態です。
透明な素材ですのでわかりにくいかも知れません。
これ以外にもセメントやゴムのような素材もありますが
この材料は一塊にして外しやすいので便利です。
また仮止めの時の注意点を以下に挙げます。

①粘着性の食事は仮止めが外れてしまうかも知れませんので
 摂らないようにしましょう。
②硬いものはやはり歯の薄い部分が欠けるかも知れないので
 摂らないようにしましょう。
③歯磨きはしてもいいですがあまりゴシゴシやると仮止めが
 めくれるかも知れません。
④外れた時はできるだけ早めに歯科医院に受診し仮止めをし直して
 もらいましょう。

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