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理事長BLOG

歯茎の中の虫歯を治した後の被せ物について

2024年5月30日
院長の奥井です。
今回は歯茎の中の虫歯を治した後の被せ物について
説明したいと思います。

歯茎の中に虫歯ができることはよくあります。
理由としては歯周病で歯を支える歯槽骨が溶けて下がるため
歯茎と骨の間の距離である歯周ポケットが深くなり、
そのポケット内が清掃できないために起きることが
一つです。
また親知らずが埋まって生えている場合、その親知らずとの
境目が磨きにくく虫歯になってしまうことも理由の一つと
なります。

歯茎の中が虫歯になってしまった場合は治療が難しく、
歯肉を切開して骨を削り歯茎の位置を下げないと治療は
難しいと思います。


レントゲンの青で囲まれた部分が虫歯です。


歯茎を切って骨を削り虫歯の部分が露出できるように
しました。


1週間後です。
まだ歯茎が治まっていません。


約3週間後です。かなり歯茎が落ち着いてきました。


歯茎が落ち着いたのでゴールドアンレーという
被せ物を被せました。
ゴールドアンレーは自費診療になりますので
歯茎を歯肉圧排という歯茎を抑える特別な処置を行い
被せ物がピッタリと合うようにしました。
青の部分が虫歯だった部分です。ピッタリと
合っています。
またゴールドは錆びませんし適合がかなり良く白い
被せ物に比べ割れることがほぼありませんので、
奥歯には最適な治療の一つとなります。

このように歯茎の下が虫歯になってしまった場合は
歯茎を下げてから治療を行う方法が一番適していると
思います。

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