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理事長BLOG

子どもの成長期の食事について① 20年後に後悔しないように

2024年5月7日

 こんにちは、保育士の高梨です。

 今回は、子どもの成長期について書いていきます。

 最近では共働きの夫婦が増えてきていて、なかなか
子どもの食事の栄養バランスまで考えて調理時間にか
けることが難しくなってきていると思います。

 お子さんの20年後も丈夫な身体で生きるために大
事なポイントを書いていきます。

①6歳までに脳神経が9割完成

 脳や脊髄などの神経系は‘’幼児期‘’、骨や生殖器は
‘’思春期‘’に目覚ましく発育、発達します。

 生まれてから6歳までに爆発的に大きくなるのが脳
です。

 この時期に毎日の食事から、脳をつくる材料(さば
ぶり、サンマ、鮭、しらす干しなどのDHA)や脳の働
きをよくする食材を十分にとることを、ぜひ心がけた
いです。

 そしてこの時期は脳を刺激する運動や睡眠が大切に
なってきます。

 外で遊ばずうちの中でゲームをしたりテレビを見た
りしていると睡眠の質も悪くなります。

 でももうすでに6歳を過ぎてしまったお子さんも今
からでもして欲しいことを書いていきます。

②脳と体を作る5つのキーワード

 成長期は大人と同じ栄養では足りません。子どもは
大人と比べて、体重1㎏あたりで見ると、エネルギー
は約2倍、たんぱく質は約1.5倍、鉄・カルシウムは2
~3倍も多くとらなければな足りません。

 子どもは新陳代謝が活発なので基礎代謝は大人より
も高くなります。

➊たんぱく質→筋肉をつくる
       肉、魚、豆腐、チーズ、卵など

➋カルシウム→骨をつくる
       ヨーグルト、チーズ、煮干し、ひじき
       高野豆腐、小松菜など

❸DHA→脳をつくる
     さば、さんま、ぶり、鮭、しらす干しなど

❹鉄→血液をつくる
   牛もも赤身肉、豚ヒレ肉、まぐろ、あさり、卵
   など

❺発酵食品→腸を整える
      納豆、みそ、ヨーグルト、キムチ、漬け
      物など

③必須アミノ酸の大切さ

 たんぱく質は大切ですが、たんぱく質の優秀である
ものとないものがあります。

 それは、必須アミノ酸がどれだけ入っているかにか
かります。

 アミノ酸スコアが低いと、‘’明日の筋肉が作れない‘’
ようになってしまいます。

 成長期の子どもは大人の1.5倍のたんぱく質が必要で
す。

《アミノ酸スコアが満点の食材》

☆卵 ☆ヨーグルト ☆魚 ☆鶏肉 ☆豚肉 ☆牛肉

 色々な食材を食べて欠けているアミノ酸を補うと良
いです。

 例えば米のアミノ酸スコアが65点で、それを補う
為に納豆を食べれば満点になります。
 パンの場合、卵やヨーグルトを組み合わせるととて
も良いです。

※バランスの取れた食事を心がけましょう。


参考文献 主婦の友社
        『成功する子は食べ物が9割』

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☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
       16時半まで保育士がおります。  
 お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
           ご予約お待ちしております。




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