こんにちは、保育士の高梨です。
今回は、乳幼児が水の事故になってしまった時につ
いて書いていきます。
一番多いのは、浴室の事故で0歳から1歳の時です。
ママやパパが洗顔中などで数秒目を離している時に起
きてしまうこともあります。
長風呂も事故の原因となるので注意が必要です。
わずか10センチの水深でも溺れる危険があります
入浴後はお風呂に絶対に入れないようにロックをかけ
ておくか、水を抜いておきましょう。
《万が一水の事故が起きてしまったら?》
★病院に行く?行かない?
☆大至急!!
・意識がない
・顔色が悪く、ぐったりしている
・呼吸がおかしい
※救急車を呼ぶ
①119番に電話する
→救急です
②住所を教える
③症状を手短に伝える
④名前と電話番号を教える
⑤乳幼児保険証、母子手帳、お薬手帳、おむつ、お金
携帯、水分補給等必要な物を用意する
※意識がないとき、救急車を待っている間に救命処置
をする
心肺蘇生法をします。呼吸が止まって心臓停止にな
ることも多いので人工呼吸もできるようにしておいた
方が良いです。消防署や日本赤十字社などの講習会に
参加して、前もって練習しておくことが大切です。
★胸骨圧迫のやり方(赤ちゃん)
↓胸の真ん中にある胸骨の下半分を手のひらの付け根で
強く押します。
★人工呼吸のやり方
あごの先を持ち上げて頭を少しだけ後ろにそらしま
す。保護者は大きく口を開けて子どもの口を(1歳未満
は鼻と口を一緒に)覆って密着させ、胸が軽く上がる程
度に約1秒間息を吹き込みます。
☆自宅で様子をみる
・水からひきあげたらすぐ泣いた
→大きな声で泣いたら命にかかわることはないそ
うです。2日間は様子を観察し、体調が良けれ
ば受診しなくて良いですが、いつもと違う様子
になっていたら病院で受診しましょう。
参考文献 マガジンハウス
『子どもの病気そんなときどうする?SOS』
☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
16時半まで保育士がおります。
お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
ご予約お待ちしております。