こんにちは、保育士の高梨です。
今回は、0歳からの歯並びについて書いていきます
まだ歯が生えていないのに歯並びについて?と思わ
れますが、歯並び予防が0歳からできます。
《綺麗な歯並びになると賢い子どもになるの?》
歯並びが綺麗だと学習能力にも関係していると言わ
れています。
よく噛むと記憶力、思考力、集中力などが向上され
ます。噛むことによって脳に繋がっている動脈の血行
が良くなり、脳の働きが活性化されるからです。
歯並びが良いと大きくなって受験や就職のための面
接試験でも相手に好印象を与えることができると思い
ます。
また恋愛も仕事も人間関係も同じことが言えます。
歯並びによって人生が徳になることはあると思いま
す。
《どうして歯並びが悪くなるの?》
顎の骨を大きく育てる必要があります。歯並びが悪
くなる原因は、歯の顎の骨である歯槽骨の上に並ぶ時
すべての歯が並びきれず、永久歯がそろう頃に「歯列
不正」(歯並びが悪いこと)になってしまいます。
《0歳から歯並び予防をしよう》
生まれた時から赤ちゃんは顎を動かしておっぱいを
飲みます。この時の哺乳の仕方が大事です。顎をしっ
かり鍛えてあげることで顎の成長になります。
おっぱいをあげる仕方で顎を鍛えることができます
①しっかりと赤ちゃんを抱き寄せる。
②赤ちゃんの口を大きく開け、おっぱいを深く入れる
③赤ちゃんの目を見ながらおっぱいをあげる。
母子関係を育む基本のスキンシップは、子どもの歯
を正しく育てることにもつながっています。
《哺乳瓶であげる場合に気を付ける点は?》
哺乳瓶の乳首をこまめに新しいものに変えてあげる
必要があります。赤ちゃんがミルクを吸う力は意外と
強く、長く使うと劣化したり哺乳瓶の吸い口が切れて
穴が大きくなることもあります。穴が大きいと簡単に
飲んでしまい、顎のトレーニングができません。
上の子のお下がりを下の子どもが使うのはやめまし
ょう。
哺乳瓶の乳首は月齢に合わせて適正な物を購入しま
しょう。
《指しゃぶりやタオル噛みの習慣に要注意》
歯が生えてくるころになって指しゃぶりやタオル噛
みをしている癖が残っていると乳歯の歯並びに悪影響
を及ぼすことがあります。できればこうした習慣が付
かないように気を付けてあげましょう。おしゃぶりも
同様で、いつも口にする癖に繋がってしまいます。や
めておきましょう。
参考文献 現代書林 『0歳からの歯育て』
☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
16時半まで保育士がおります。
お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
ご予約お待ちしております。