こんにちは、保育士の高梨です。
今回も前回に引き続き赤ちゃんの思いがけない事故
について書いていきます。赤ちゃんは全ての物に興味
を持ちそれにすぐ触りたいという好奇心があります。
それが危険かどうか分からない為、事故に繋がって
しまいます。色々と注意してあげないといけません。
《電気事故の防止》
①濡れた手は電気器具に触ると感電します。炊飯器の
コンセント部分を触ったりなめたりすると感電して
しまいます。コンセントの差込口に物を入れたりす
ると危険です。使わないコンセントにはカバーなど
でふたをしてくださいね。
②一つのコンセントに電力の大きい電気器具のコード
を沢山つけると加熱してしまいます。たこ足配線は
やめましょう。
③古いコードは折れたり破れたりしたところから漏電
します。新しいコードにしましょう。
《やけど事故の防止》
①電子ポット、やかん、ホットコーヒー、鍋などは特
に危険です。熱湯に注意しましょう。
②テーブルクロスを敷くと興味で引っ張ってしまいま
す。テーブルクロスは使わないようにしましょう。
③アイロン、トースター、加湿器の熱風、電気スタン
ド、電球やホットプレート、ストーブ、湯たんぽに
触れるのも危険です。
④お風呂で遊んでいて熱いシャワーの栓をひねったり
お風呂の蓋の上に乗って湯船に入ってしまうことも
あります。注意してみてあげてくださいね。
《けがの防止》
①引き出しは赤ちゃんにとっておもちゃです。手を挟
まないように工夫して下さいね。
②扇風機にも手を入れたくなります。手の届かないよ
うにしてくださいね。
③キッチンには包丁、キッチンバサミなど危険な物が
沢山あります。キッチンには入らないように柵をつ
けましょう。
④家具の上に物があると家具を揺らして落ちてくる危
険があります。またコードが付いていると引っ張る
可能性があります。コードを引っ張らないような工
夫が必要です。
《思いがけない事故の防止》
①お兄ちゃんお姉ちゃんのおもちゃには赤ちゃんの喉
につまりやすい大きさの物があります。赤ちゃんの
手に届かない所に置いてくださいね。
②風呂の残り湯、洗濯機の水などでも溺れる危険があ
ります。風呂場には鍵をかけたり洗濯機はチャイル
ドロックをかけてくださいね。
③赤ちゃんは何でもなめて確かめます。タバコや灰皿
の水は危険です。絶対に触らせないようにしましょ
う。
④車の中に赤ちゃんや幼児を置いて熱中症で死亡して
しまうニュースを見ます。少しの時間でも危険です
絶対にやめましょう。
⑤ベランダから落ちてしまったという事故も毎年のよ
うに聞きます。ベランダは行かないようにロックし
ておきましょう。
参考文献 保健同人社 『すくすく赤ちゃん』
☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
16時半まで保育士がおります。
お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
ご予約お待ちしております。