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理事長BLOG

染め出し液による診査について

2023年8月13日
院長の奥井です。
今回は染め出し液による診査について説明したいと思います。
夏休みになりお家での時間が増えお菓子などを食べる時間が
増えていないでしょうか。
食べたら歯磨きをせめてうがいをしていただけたらと思います。

健診などでよく見かけますが前歯にプラーク(歯垢)が多く
ついている事です。プラークは食べかすではなく細菌の塊ですので
ついたままですとやがて細菌が産生した酸でエナメル質が溶け
虫歯になっていきます。


この場合は上の前歯にかなりプラークが付着(ふちゃく)して
います。


思考が染まる液で染めてみますとかなり染まります。
この染め出し液は新しい汚れは赤く染まり、古い汚れは
青色に染まります。
染め出し液はどこに汚れがついているかわかり
患者様のモチベーションにはとても良い材料です。
原料は食料色素になります。


歯ブラシをしっかりと当てて横方向に動かします。
ブラッシング法も様々なテクニックがありますが、
小児患者様の場合、まず歯ブラシを歯の面にしっかりと
当てて動かす事です。


少し磨いただけでプラークがある程度落とせました。


このような場合、奥歯に虫歯があることが多く
青点の部分や矢印部分が虫歯です。

前にも述べましたらお菓子など食べたらすぐに歯磨きを
するかせめてうがいや、またお茶などを飲んでり
キシリトールガムを噛むことをお勧め致します。
ただしお茶でも糖分を含むものは虫歯になりますので
注意が必要です。

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