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理事長BLOG

レーザーを用いた止血について

2023年7月27日
院長の奥井です。
今回はレーザーを用いた止血について説明したいと思います。

抜歯をした後は通常、ガーゼを噛んでいただく「圧迫止血」に
なります。
この圧迫止血は大体15分ほどしっかり噛みますと大抵の場合は
止血しますが、しっかり噛めていない場合や血液がサラサラするお薬を
飲まれている場合など止血できない事もあります。

ちなみに最近の考えでは、血液がサラサラになるお薬はやめないで
抜歯をするという考えになってきております。それはお薬をやめて
血管がつまってしまう方が心配だからです。

抜歯後の注意としましては
ガーゼをしっかり噛むことに加え、うがいしすぎない事や
長風呂に入らない事、激しい運動をしないなどあります。

なお抜歯した後に止血が心配な場合は再度ご来院いただいております。
場合によっては下記の様にエルビウムヤグレーザーを用いる事があります。



抜歯後に血が止まらないとの場合で、少し血が滲んでいます。



レーザーを照射します。レーザーの熱で
血液が凝固され血餅(けっぺい)という血の塊ができます。



血餅ができた状態です。

レーザーは止血にも有効な機械といえます。

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