こんにちは、保育士の高梨です。
今回は7~11カ月の赤ちゃんの脳について書いて
いきます。
《7~11カ月》
この頃から赤ちゃんのムチムチした体つきが幼児の
体系に変化してきます。はいはい、つかまり立ちとい
った動きが活発になります。
一日の生活リズムはこの時期から安定してきます。
離乳食も2回から3回食になります。
日中はしっかり体を使って遊び、お腹を空かせて離
乳食にしましょう。
早いお子さんは5~6カ月ごろから人見知りが始ま
ります。
☆どうしたら脳が育つの?
①はいはいをしっかりさせましょう!
この時期しかハイハイをしません。ハイハイは全
身運動です。物を片付けてきれいな床で広いスペー
スでハイハイをさせてあげましょう。赤ちゃんは身
体が動けることに嬉しさを感じます。自由にハイハ
イさせてあげることで探究活動が増します。そのこ
とにより赤ちゃんにとってすばらしい脳の刺激にな
ります。
たまに赤ちゃんはママを見ます。それはこれ触っ
て良いのかな?と問いかけます。これがママと赤ち
ゃんのルールを守るという出発点でもあります。赤
ちゃんの問いかけに「いいよ!」「ダメよ」とはっ
きり示してあげてくださいね。
②手づかみ食べをさせてあげましょう!
9カ月頃から手づかみ食べをさせてあげましょう
手づかみ食べは「自分で食べたい!」という意欲
のあらわれです。自分で食べることにより指の動き
がどんどん器用になります。
★手で食べることにより目→手→口の順で脳が活性化
①目で見る
食べ物を見た赤ちゃんは五感をフルに活動させて
います。食べ物の色や形、におい、手で触った感触
を感じたり、口に入れた時の音を聞いています。食
べる一連の動作が脳への刺激になります。
②手でつまむ
9カ月過ぎから手全体でわしずかみにしたり、親
指と人差し指で挟んで持てるようになります。力加
減が次第にできるようになってきて、スティック状
のものなど親指と人差し指でつまむことができるよ
うになります。
③食べる
9カ月頃からつかんだものを口に運ぶことができ
てきます。始めのうちは口の中に押し込み過ぎて、
オエっとなることもありますが次第に感覚が分かっ
てきて、1歳ぐらいから前歯でかじりとることもで
きるようになるので、トライさせてみてくださいね
参考文献 主婦の友社
『はじめてママ&パパのしつけと育脳』
☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
16時半まで保育士がおります。
お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
ご予約お待ちしております。