今回は永久歯がなかなか生えてこない場合の対応 開窓（かいそう）について
説明したいと思います。
永久歯の奥歯がなかなか生えてこない場合はよく見かけます。
現代人は顎が狭くなってきて生えにくくなっているのかも知れません。
この場合、歯肉を切開して生えやすくするための開窓（かいそう）という
処置をお勧め致します。
画像の様な場合、向かって右の奥歯は生えていますが、
左の奥歯はまだ生えていません。
奥歯の下には歯茎がしっかりと被っています。
麻酔をし切開を加えます。
レーザーでも行えますが、歯肉が厚い場合は
なかなか切開できずかえって時間がかかってしまいます。
切開を終えた状態です。
歯肉の厚みが厚い場合は戻ってしまうこともあります。
しかし歯が生えるための刺激にはなります。
やはりお子さんの場合、定期的に健診を受けて
いただき歯の生え具体を確認してもらうことをお勧め致します。
