院長の奥井です。
今回はメタルコア 金属の土台について説明したいと思います。
神経を取る治療を終えた後は専門用語で言う「支台築造(しだいちくぞう)」と言い
歯の土台を入れる処置を行います。土台を入れ補強した歯を削ってひと回り小さくし
その上に被せて、その歯の治療は終了となります。
よく回数をお尋ねになられることが多いのですが、
①土台の型取り
②土台のセット 周りを削って仮歯装着
③冠の型取り
④装着
で終わりになりますが、4回ほどかかります(歯の状態により回数が
異なります)。
この土台を入れる処置も重要ですのせ説明していきます。
画像はメタルコアを入れる前で。転線の部分は
歯の質が足りない部分です。
画像がメタルコアです。
模型から外すとこのように棒があります。
メタルコアを入れて周囲を削った状態です。
出血がありますので一旦仮歯を作り、仮歯を
入れて歯茎を整えます。
仮歯が入った状態です。
こののちに型を取っていきます。
土台は家で言えば柱の様なものです。
このステップはとても大切です。
またファイバーコアというプラスチック性の土台も
増えましたが、歯の状態によってはメタルコアの方が
良い場合もございます。