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理事長BLOG

舌ブラシについて 使用法など

2022年8月18日
院長の奥井です。
今回は舌ブラシについて説明します。

1舌苔(ぜったい)について
舌の表面は舌乳頭(ぜつにゅうとう)という細かい突起が集まっています。
ここに
食べかすや、口内ではがれた粘膜が溜まって、細菌のすみかになります。
これらが集まると舌苔(ぜったい)という舌に付着した白い汚れになります。


画像が舌苔です。舌の中央に白いものがついています。

舌苔を除去しないと口臭が強まり、さらに蓄積すると味覚障害になる恐れがあり舌苔は、うがいや歯磨きだけでは落としきれないので舌磨きが必要となります。

②舌ブラシの使用法について

舌苔は凹凸の深い部分に溜まっているため、歯ブラシでは汚れを落としきれません。そのため舌ブラシが必要となります。また、力を入れすぎてしまい、傷をつけてしまう可能性もあります。過剰な舌磨きで口内が乾燥することで、舌苔が常態化する恐れもあります。
ですから軽い力で磨きましょう。

起床直後(朝食前)に、1日1回舌の上を舌ブラシで2、3回撫でるだけで十分です。汚れは1度に落ちません。続けることにより薄くなってきます。やりすぎは舌を傷つけます。


舌ブラシを当てている画像です。


義歯の汚れも口腔内を不潔にしますので、清掃が必要です。

③舌ブラシの選択法
初めて舌磨きをする人や、舌に入り込んだ細かい汚れを掻き出したい人にはブラシタイプがおすすめです。毛先が硬いと、舌を磨いているときに傷をつけてしまう恐れがありますので、毛先がやわらかいものを選んでください。

できるだけ舌に刺激を与えたくない人は、舌を撫でながら汚れを掻き出せるヘラタイプがおすすめです。

広範囲にわたって効率良く汚れを落としたい人は、両手で使う形状のスクレーパータイプを選んでみてください。

口内が乾燥しやすい人や、口臭が強い人舌ジェルを使って磨くのがおすすめです。舌ジェルを使う場合、ジェルを舌表面に広げやすいブラシタイプが良いです。

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