院長の奥井です。
前回の私の投稿ではインプラントのデメリットを
述べましたが、今回はメリットについて述べたいと思います。
①1番のメリットは簡単にいいますと
入れ歯のように取り外す必要なくまた入れ歯よりも
よく噛める
という事です。
入れ歯と言っても部分入れ歯などで針金をかける歯がしっかりしており
よく噛める場合もあります。
しかし入れ歯はやはり違和感がありますし、入れ歯の中に食べ物はすくなからずとも
入ります。
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画像は汚れが付着した義歯です。
この汚れが粘膜を不衛生にします。

右下奥歯のない状態です。
奥歯は小臼歯、大臼歯とあり小臼歯は片側に左右2本ずつ、大臼歯は親知らずも
含めると左右に3本ずつあります。
1番奥の第2大臼歯を失った患者様に言われた事がります。
「1番最後のひと噛みができないんだよ」
と。
確かに一番奥の第2大臼歯を失って初めてわかる事だと勉強になりました。
しかし第2大臼歯は一番力がかかる場所なので割れてしまったり、失う
確率も非常に高いです。

右下にインプラントが入った状態です。
この場合、上に第2大臼歯がありませんでしたので
無理に下に3本は埋入しませんでしたが、噛む機能は
十分回復されたと思います。
では両隣の歯を削るブリッジはどうなんだという事になります。

ちなみに画像が両隣の歯を削って入れたブリッジです。
しっかり噛めるとは思いますが、両隣の歯に負担がかかるのはいうまでもありません。

画像は右下の奥に歯がなく左下にブリッジが入っています。

負担がかかりブリッジの後方の歯が揺さぶりでブリッジに
隙間ができ虫歯となってしまいました。
この歯は抜歯となりました。
ブリッジの負担がかかる一つの場合です。
インプラントのメリットは入れ歯のように取り外しやまた
中に食べ物が入ったりもなく、異物感は入れ歯より少なく
そしてブリッジのように両隣の歯に負担をかけることもないのが
メリットといえます。
当院ではインプラントの相談やCT撮影は特に費用をいただいておりません
(R4 7月現在)(初診料や保険診療が必要な場合が多く一部保険診療費は発生します)。
お気軽にご相談ください。














