こんにちは、保育士の高梨です。
今回は、赤ちゃん(1歳まで)の誤飲や事故について
書いていきます。やるはずがないということを赤ちゃ
んはやってしまいます。事故のトップは誤飲です。誤
飲で窒息してしまうケースがあります。
①なぜ赤ちゃんは何でも口に入れてしまうの?
赤ちゃんは口に入れて確かめます。視覚や聴覚でど
んな形や感触をしているのかな?と確認します。赤ち
ゃんは生まれた時から母乳を飲むために舌が発達して
います。情報を得るために口は大切な体の一部です。
②赤ちゃんが何か飲み込んでしまった時の症状は?
赤ちゃんは言葉がまだ話せないので保護者がいち早
く察知しないといきません。
赤ちゃんの誤飲の症状は、突然咳が始まったり、声
のかすれや喘鳴(ぜーぜーやヒューユーとした呼吸音)
が出たり、呼吸が苦しかったりします。
また不機嫌に泣いたり、母乳やミルクを飲まなくな
る症状が出ます。胃の中に異物が進むと症状はほとん
どないのですが、先端が鋭利な異物では出血、腹痛な
どの症状が出ることもあるため、病院ですぐ異物の特
定が重要になります。
顔色が青白い、ぐったりしている、けいれん、意識
がないなどの症状がある場合には、異物誤飲を疑って
対応しましょう。
③誤飲は防げるの?
防げます!
☆子どもが口に入れてしまいそうな物は、手が届かな
い1メートル以上高い場所に置きましょう。
☆ピーナッツなどの豆類は窒息の危険があるので3歳
までは食べさせないようにしましょう。
☆トイレットペーパーの芯の直径よりも小さい物は口
に入れて誤飲の可能性があります。赤ちゃん付近に
置かないようにしましょう。
★誤飲ランキング
1位 くすり
2位 たばこ(灰皿でたまっている液も含む)
3位 プラスチック製品
※飲み込んだ可能性がある場合はいち早くかかりつけ
の小児科に電話をしてくださいね。
☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
16時半まで保育士がおります。
お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
ご予約お待ちしております。