お問い合わせは052-910-0550
お問い合わせフォーム
初診予約
再診予約

理事長BLOG

子どものバランスの良い食事について

2022年5月10日

 こんにちは、保育士の高梨です。

 今回は子どものバランスの良い食事について書いて
いこう思います。

 赤ちゃんは母乳だけで必要な栄養素を満たすことが
できますが、離乳食からは栄養素を考えないといけま
せん。色々な食品を組み合わせて食べることによって
必要な栄養素を満たすことができます。

①バランスの良い食事とは?

 栄養バランスが取れている食事とは、主食・主菜・
副菜が基本です。これらを基本にすれば、必要な栄養
素がほぼそろいます!

②主食とは?

 米、小麦などの穀物が主材料の料理で、新陳代謝が
盛んな子どもの生命維持や身体活動などの元気のもと
になります。

 ごはん、パン、麺類などの主食の主な栄養成分は炭
水化物で、体内で分解されてエネルギー源や熱として
利用されます。脂質もたんぱく質もエネルギー源にな
るのは炭水化物の中の糖質だけです。朝食を食べると
頭が良く働くのはこのためです。

 かつ丼、カレーライス、チャーハンなどは主食と考
えます。できれば、丼物やライス物より主食を独立さ
せた別皿方式の方が良いです。


②主菜とは?


 魚介、肉、卵、大豆製品が主材料の料理で、発育、
発達を続ける子どもに毎食欠かすことのできない栄養
成分で、良質なたんぱく質を与えたいものです。

 主に体中の細胞の構成成分として、筋肉、血液など
の組織をつくるなどの攻勢を果たします。

 主菜、特に魚や肉にはたんぱく質とともに、脂質も
含まれるので食べ過ぎには注意しましょう。また、主
菜は鮮度の良い食材を選び、濃厚な味付けにしないよ
うにしましょう。

 肉は脂肪の少ない部位を選びましょう。また大豆製
品も取り入れてみましょう。大豆は『畑の肉』と言わ
れているので大豆の加工製品(豆腐、納豆、豆乳など)
を大いに活用しましょう!


③副菜とは?


 野菜、いも類、海藻などが主材料の料理で、成長期
の栄養に不可欠なビタミン・ミネラルの宝庫です。

 副菜の力が足りないと、主食、主菜の栄養素も生か
されません。微量でも、発育に欠かせない重要な働き
をします。
 3歳から5歳の幼児は、野菜、いも類、きのこ、海
藻は1日に合計300g弱が目標です。生野菜だけで
300g弱摂るのは難しいので、加熱料理をすると良
いでしょう。かさが減り、食べやすくなります。


④プラスもう一品とは?


 主食、主菜、副菜に当てはまらない食べ物や少量の
料理を指します。主食、主菜、副菜に当てはまらない
ですが楽しい食事となる1品です☆

 例えば、果物や乳製品です。丈夫な骨づくり、病気
から体を守る免疫力アップには欠かせません。

 果物はビタミンCが豊富です。有害な活性酵素から
細胞を守る働きがあり、皮膚や血管の老化を防いだり
骨や筋肉を強化したりする働きがあります。

 牛乳や乳製品は、丈夫な骨や歯を作り、筋肉や神経
の働きをバックアップ、子どもの健全な発育、発達に
欠かせません。

 主食、主菜、副菜を食べたら、プラスデザートをお
忘れなく☆

参考文献 成美堂出版
       『子どもの栄養と食育がわかる事典』

 ソース画像を表示
 ☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
       16時半まで保育士がおります。  
 お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
           ご予約お待ちしております。

ページトップへ戻る