こんにちは、保育士の高梨です。
今回もしつけについて書いていこうと思います。
小さな子どもは言葉の理解をすることや話したいこ
とが上手く伝えることができません。
《どうして順番ぬかしをしてしまうの?》
その言葉の意味を完全に理解できるようになるのは
5歳ぐらいからです。
それまでは、親が一緒に並ぶなど、お手本を見せな
がらルールを教えましょう。たとえ、ぐずったとして
も言い聞かせて、並んでいれば、順番は回ってくる!
ということを何度も経験させて下さい。
怒ったり焦ったりしないで、ゆったりした気持ちで
ルールが理解できるようになるのを見守りましょう。
《電車の中でじっと座っていられないのはなぜ?》
子どもは体を動かすことで見ている世界を知ろうと
するので、じっと座っていられないのは普通です。
とはいえ、他の乗客もいらっしゃるので座っていて
欲しいですね。そういう時は、絵本の読み聞かせや遊
びを用意しておきましょう。
《乱暴な言葉や下品な言葉を使ってしまう》
保育園や幼稚園に行くようになると交友関係が広が
り意味も分からず乱暴な言葉などを使ってしまうこと
があります。
子どもはこのような言葉を使う事で仲間意識を強め
ているといえます。親がその言葉に反応してしまうと
また面白がって何度も使ってしまいますので、相手に
しないようにすれば、徐々に言わなくなるでしょう。
保育園や幼稚園、家でもどうしても使ってほしくな
い言葉であれば、叱るのではなく、「その言葉は言っ
てほしくないなー」と悲しい声で静かに言ってあげて
ください。徐々に言わなくなると思います。
小学校に入ると仲間関係が変わり、高学年になると
敬語を使うようになってくるので、言葉づかいも自然
と変化していきます。大きくなってくると、良い言葉
かいけない言葉か分かってくるので、叱らないように
しましょうね。
参考文献 東京書店 「子育てのどうして?」
☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
16時半まで保育士がおります。
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