こんにちは、保育士の高梨です。
赤ちゃん、子どもは好奇心旺盛です。初めて見るも
のに興味を示し、すぐ触ってみたいと思います。室内
・外出先には危険なものがたくさんあります。そこで
事故が起こらないように、保護者は、危険物のチェッ
クを子どもの目線で探すのが必要です。
今回は室内・外出先での危険ゾーンを抜き出して書
いていこうと思います。
寝返りやハイハイ以降の動き回る赤ちゃんの目線
は、ハイハイで床から約30センチ、立っちやあんよ
で床から約65センチ。ママもパパも目線を低くして
この高さに映る世界をチェックして事故防止しましょ
う!
《室内の危険ゾーン》
☆玄関
→段差でパランスを崩してしまいがち。クッション
材を敷いたりしてけがをしないような対策をしま
しょう。
☆トイレ
→少しの水でも溺れることも。トイレのドアや便座
の蓋は毎回閉めましょう。
☆お風呂・洗濯槽
→死亡事故に繋がる危険な場所。鍵を付けたり、浴
槽に水を残さないようにする。洗濯槽は必ず蓋を
閉めておき、水を残さないようにする。
☆階段
→転落事故が多い場所。階段に侵入できないように
柵を付ける。
☆ドアの開閉
→赤ちゃんが後を追ってきているのに気づかず、蝶
番部分で挟まれることがあるので要注意。
☆ベランダ
→ベランダの出入口に必ず鍵をかける。
ベランダ付近には踏み台などになりそうな物を置
かないようにする。
☆キッチン
★ガス台・卓上コンロ
→やけどに注意。鍋の柄は手前でなく向こう側にす
るなど、手が届かない工夫をする。
★刃物類
→危ないものが多い台所には、入れないように仕切
りを付けたり、扉にストッパーを付けたりし、万
全な予防策を。
☆ダイニング・リビング
★テーブルクロス
→引っ張ってテーブルクロスの上の物が落ちてき
て、けがややけどをすることが。危険な時期は
使わないのがいちばん。
★ソファー・いす
→落ちた時ぶつかると危ないものは移動させて。転
落を防ぐため、よじのぼっている時はそばで見守
りましょう。
★ローテーブル
→転倒した時、テーブルの角に頭をぶつけたりする
ことが。スポンジなどで角を覆っておくと安心。
★コンセント
→穴に金属製の物を入れると感電する恐れがありま
す穴を隠したり、ガードグッズを利用します。
《外出先の危険ゾーン》
☆乗り物
→乗降時にベビーカーの車輪が電車の扉に挟まれる
事故が起きています。電車もバスも、乗り降りす
る時は、十分注意する。
☆実家
→通常赤ちゃんがいない家なので、誤飲ややけどの
心配があるものが手の届く場所に置いていること
も。片づけて、目の届かない所に置く。
☆ホテル
→まず部屋に入ったら、赤ちゃんの同じ目線になっ
てチェック。段差で転んだり、ベッドやソファー
テラスからの転落に注意。
★まだまだ家や外出先で危険な箇所がたくさんありま
すこの時期は目が離せないので、ご家族は大変と思
いますが、事故がおきてからでは遅いので、早め早
めの対策をしましょうね!
参考文献 Gakken
『赤ちゃんと子どもの病気とホームケア』
☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
16時半まで保育士がおります。
お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
ご予約お待ちしております!