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理事長BLOG

赤ちゃんと子どもを災害から守ろう!①

2021年3月5日

     こんにちは、保育士の高梨です。

 3月11日は忘れもしない東日本大震災の日です。
あれから10年が経ちます。いざという時に小さなお
子様がいるご家庭にいつなんどき、災害が来るか分か
りません。
 とっさの時にできることは限られています。家族が
一緒にいるとも限りません。もしもの時に備えて、最
低限考えておきたいことをまとめました。

 少しでもこれらを参考にして頂ければ嬉しいです。

 《自宅で災害にあった時》

①まずは子どもと自分の身を守る
 →ふだんから家のどの場所が一番安全かを考えてお
  く。火を使っていればすぐ消す。

②次に一時避難をするかどうか考える。
 →自治体や地域で避難指示が出ればその行動を取り
  ます。ご近所さんにもふだんからお付き合いを通
  じて、小さい子どもがいることを伝え、お互いに
  協力しあって避難しましょう。

 《とっさに持ち出すもの》

★ふだんから↓の物がどこにあるか把握しておく

 ①携帯電話(充電器も一緒に)
 ②お金
 ③カード類
 ④印鑑 
 ⑤小銭(公衆電話しか繋がらないこともあるので大め
  に用意しておく)
 ⑥カギ類
 ⑦保険証
 ⑧筆記用具

 《外出先で災害にあった時》

 災害は、商業施設、交通機関、道路といつ、どこで
遭遇するか分かりません。
 災害に遭遇したら、近くに管理者がいればその人の
指示に従います。
 ふだんから「災害にどこであったらどうするか」を
少し考えるだけでその時によりよい行動を選択でき、
早く実行できます。
 もし保育園や幼稚園に子どもを預けている場合は、
ふだんからどうするかを決めておく必要があります。
 すぐにお迎えに行けない場合、園でどこまで預かっ
てもらえるか、近所の人や親せきの人が迎えに行って
も良いかなど話し合っておきましょう。

 《ふだんから考えておこう》

①家族の安否確認方法を話し合っておく
②幼稚園、保育園の先生と緊急時の対応をふだんから
 話し合っておく
 ・避難訓練の内容を確認しておく
 ・迎えに行く人の名前をあげておく
  (親が迎えに行けない時)
③連絡先を複数決めておく
④災害伝言板の活用をシミュレーションしておく
⑤近所に知り合いをつくっておくシミュレーションし
 ておく
⑥けがをした時の対応などをシミュレーションしてお
 く

 《外出時に地震にあったら》

①ブロック塀や屋根の瓦の落下に注意
②切れてぶら下がっている電線には触れない
③大きな看板の下は避ける
④地盤沈下、地割れに落ちないように
⑤壊れたマンホールのふたの上に乗らない
⑥高層ビルやマンションの窓ガラスが落ちてこない場
 所に避難する
⑦壊れてきそうなものの近くに寄らない
⑧運転中ならスピードを落とし、路肩に停める
⑨エレベーターの中なら、各階のボタンを押す
⑩高層ビル内なら、フロアの中央へ

☆先ほども申しましたが、災害はいつ来るか分かない
 ので、今日からでもできることはシミュレーション
 してみましょうね!



 参考文献  成美堂出版
  『知っておきたい赤ちゃんと子どもの
              病気とホームケア』


☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
   16時半まで保育士がおります。   
 お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
   ご予約お待ちしております!
  

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