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理事長BLOG

上唇小帯って何

2020年6月20日

今回は、小帯の中の「上唇小帯(じょうしんしょうたい)」について説明します。

上唇小帯とは、上唇と歯茎をつなぐ「すじ」のことです。

上唇の中央を上の方にめくると、粘膜から歯茎にかけてピンと張ったものの事です。

乳幼期はこの小帯が太く、歯茎の頂上から上の前歯に割り込むようにまわりこんでいる場合が多いのですが、これは正常な状態です。

上あごの成長とともに、付着部が歯茎の上の方に移動し、幅も狭くなってきますが、上の前歯が永久歯に生えかわっても歯と歯の間に小帯が入り込んでいる場合を、上唇小帯の「付着異常」と診断されます。

 

「付着異常」何が問題?

 ・歯みがきをするとき小帯が邪魔になり磨き残しにより歯に汚れがたまり、虫歯になりやすい

 ・歯並びやかみ合わせに悪い影響を与えることがある

画像の上は上唇小帯の手術前 、下は手術後です。


お子さんの小帯の状態により、処置の方法や時期は様々で決して同じではありませんので、ご心配な事ございましたら歯科医師に相談されることをお勧めいたします。

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