今回は歯肉弁切除とは？親知らずが腫れた時について
説明したいと思います。
親知らずは大体１８歳頃から２５歳頃にかけて生えてきます。
生えてくるときに歯茎を突き破って生えてきますが、現代人は
顎が小さくなってきており親知らずの生えるスペースがない場合が
多いです。
スペースがないと少しだけ親知らずの顔を出している場合が多く、
汚れが溜まり疲れたりすると晴れることがあります。
理想的には抜歯となりますが、痛みが強い場合やお口を開けると痛い場合
などに応急的に「歯肉弁切除」と言って歯茎に切開を加えると症状が
改善することが多いです。
青点で囲まれた部分が親知らずで少しだけ顔を出して
ますので汚れが溜まるのと頬の肉と繋がっており
頬の肉を噛みやすく腫れています。
レーザーを用いて歯肉弁切除を行います。
歯肉弁切除を終え、親知らずがもっと見えるように
なりました。翌日症状も改善されました。
歯肉弁切除は親知らずの痛みの応急処置にはなりますが、
しかし理想的には抜歯を行うことをおすすめ致します。
