こんにちは、保育士の高梨です。
善悪の区別がつかない子どもをママやパパはしつけ
としてほめるやしかるといった基本的なことを教えて
いきますよね。子どもとの信頼関係も育むので大事な
ことです。
赤ちゃんは言葉が分かりませんが、0歳の頃から‘’学
ぼう‘’という意思があります。生後9か月ごろから何と
なく簡単な言葉も分かってくるので、何かに手を伸ば
そうとした瞬間、ママやパパの顔をチラっと見て反応
をうかがいます。ママの顔が怖かったら、子どもはや
めておこうと思います。
何度もこのようなことを繰り返して、やっていいこ
ととダメなことを学んでいきます。
《ほめる・しかるの基本》
①‘’ほめる・しかる‘’で社会のルールを伝えよう
赤ちゃんは社会のルールを全く知りません。ですか
ら、ママやパパの顔の表情を見ながら学びます。赤ち
ゃんは言葉が分からなくてもの親の顔の表情で’ほめて
いるのか叱っているのかを把握します。‘’ほめる・しか
る‘’は社会のルールを教えるための大切な手段です。
②‘’しかる‘’は危険な時や人の権利を奪う時に!
赤ちゃんを叱る時は危険な時です。椅子の上に上が
ろうとしたり、食べてはいけない物を口に含んだりし
たりした時に、叱りましょう。
もう一つは、人の権利を奪う時です。お友達と遊ん
でいた時におもちゃを奪い取ったり、お友達を突き飛
ばしてしまったりした時に、叱りましょう。
③すぐに結果を求めないで根気よく教えていく
しつけの最終目標は、社会のルールを、子どもが
‘’自分自身のルール‘’として心に根付かせることです。
それはまだまだ先のことです。
叱られて泣いてしまったことも子どもは反省してい
ると思います。その時にくどくど言うのではなく、し
てしまった時にすぐ叱って、それからはいつもの態度
に戻るようにしましょう。
④成長に合わせて‘’ほめる・しかる‘’も進化する
しつけは子どもが巣立つまで続きます。0歳のころ
は、効果を期待せず、繰り返し教えていきますが、3
歳頃になったら、やり遂げるところまで見届けた方が
良いです。その子の発達や理解力に合わせてほめたり
叱ったりしましょう。
☆ほめることもしかることもメリハリが大事です。
叱る回数はなるべく少なく、ほめる回数は沢山で、
これからもやる気が出るようにほめてあげましょう!
参考文献 主婦の友社
『はじめてママ&パパの育児』
☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
16時半まで保育士がおります。
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