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理事長BLOG

セラミックインレーについて

2024年12月15日
院長の奥井です。
今回はセラミックインレーについて説明したいと思います。
ここ数年、保険診療で奥歯に白い被せ物を被せる適応範囲が
広がりました。
保険診療で用いる金属は銀河主成分なのですが、亜鉛や銅や錫などが
混ざっておりそれらがアレルギーを引き起こす可能性があることや、
また金属は歯と接着しないため金属を装着するときのセメントが内部で
割れたり、溶けたりし虫歯になる可能性があることなどから白い
金属でない被せ物の適応が広がったかも知れません。

しかし保険診療での白い被せ物はプラスチックですので、変色や
すり減り、または破折の恐れがあります。
また保険診療では破折すると一定期間治せないという制約もあります。
セラミックはそれに対し、歯の表面となるエナメル質に硬さが非常に
似ており変色も起こさず非常に良い材料と言えますが、保健適応でなく
自費診療となります。しかしプラスチックに比べますと最上級の素材と
言えます。


画像の一番下の銀歯ですが、縁から虫歯があり
セラミックインレーで治す事となりました。


矢印の歯がセラミックインレーを入れた歯になります。
下に○がしてあるのはプラスチックです。
プラスチックは変色し黄色くなっています。
セラミックは変色しませんので綺麗ですし、
また汚れがつきにくく優秀な素材と言えます。
ただしセラミックも万能ではなくあまりに噛む力が強い
患者様の奥歯などに入れると割れることもあります。
その場合はジルコニアにされる場合もございます。

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