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理事長BLOG

歯の亀裂 亀裂による痛み 歯髄炎について

2024年10月17日
院長の奥井です。
今回は歯の亀裂 亀裂による痛み 歯髄炎について
説明したいと思います。

歯の亀裂は食いしばりなどがひどい時に起きる現象です。
亀裂が起きますとひびの入った隙間に細菌が侵入し神経(歯髄)が
感染を起こし歯髄炎を起こす可能性が高いです。
そうなりますと歯髄を取る処置が必要となります。


矢印の歯に痛みがあり、肉眼的には隣の歯と変わらないため
その歯を少し削り当たらないようにし、安静を図りました。



しかし痛みが激しくなったため亀裂を疑い、電気診などの
歯髄炎の検査を行い(電気診は下記リンクで説明しています)
https://okui-dc.jp/2023/04/06/%E9%9B%BB%E6%B0%97%E8%A8%BA%E3%80%80%E6%AD%AF%E3%81%AE%E7%A5%9E%E7%B5%8C%E3%81%8C%E7%94%9F%E3%81%8D%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%81%8B%E8%AA%BF%E3%81%B9%E3%82%8B%E6%A4%9C%E6%9F%BB%E3%81%AB%E3%81%A4/

神経を取る処置いわゆる抜髄を行いました。
上の画像では矢印部分に亀裂があることが確認できました。


ファイルという器具を用いて神経を取っているところです。


削っていきますとこのように亀裂がはっきりと
わかります。

やはり食いしばる傾向がある場合は、就寝時にナイトガードを
装着する。歯を合わせないようにと思いながら寝る自己暗示法など
食いしばらないことを意識づけることが大切と思います。

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