こんにちは、保育士の高梨です。
今回もビタミンについて書いていきます。今回は
ビタミンEとビタミンKです。
《ビタミンEについて》
ビタミンKは、身体を‘’サビ‘’から守る働きがありま
す。‘’サビ‘’は、酸化と言われているもので、金属がサ
ビになってしまう様なもので、人間もシミやしわとい
った老化、さらには内臓の老化に繋がります。
ビタミンEは、心筋や肝臓、副腎などの臓器や、筋
肉の細胞膜の中にあり、活性酸素の攻撃から細胞を守
っています。
またLDL(悪玉コレステロール)の酸化を防ぎ、脳梗
塞や心筋梗塞を予防します。
《ビタミンKに多く含まれる食材》
納豆、ほうれん草、ブロッコリー、モロヘイヤなど
の緑黄色野菜、緑茶、わかめ、アーモンド、トラウト
サーモンなど
☆アーモンド+イワシ=抗酸化作用に良い組み合わせ
☆たらこ+パセリ=ビタミンEが豊富なたらこにパセ
リのビタミンCを一緒に摂ると良
い
※ビタミンEとビタミンCを一緒に摂ると良い
《不足したらどうなるの?》
皮膚の細胞が酸化することで肌ツヤが失われ顔色が
悪くなったり、血液中で酸素を運んでいる赤血球が壊
れて貧血を引き起こしたりすることもあります。
《過剰摂取したらどうなるの?》
普段の食事からビタミンEを摂ることは心配ありま
せんがサプリメントで大量摂取すると血液がかたまり
にくくなり、切り傷で出血しやすくなったり脳出血の
リスクが増したりすることがあります。
《ビタミンKについて》
出血した時に止めてくれるプロトロンビンいう物質
が作れられるときに必要な栄養素で、出血箇所以外の
血はかたまらないようにする働きもあります。
ビタミンDと一緒に働くとカルシウムの吸収が良く
なり丈夫な骨や歯を作ります。また骨からカルシウム
が溶け出すのを防いでくれます。
《ビタミンKに多く含まれる食材》
ほうれん草、ブロッコリー、きゃぺつ、トマト、海
藻、ひきわり納豆、モロヘイヤなど
☆わかめ+しらす=歯や骨を丈夫にする
☆ほうれん草+オリーブ油=ビタミンKの吸収量が倍
増
《不足したらどうなるの?》
けがをしたときに血が止まりにくくなります。また
カルシウムを吸収できず、骨粗しょう症になったりし
ます。
《過剰摂取したらどうなるの?》
食品から過剰に摂取しても健康被害は見られないよ
うです。でもサプリメント等で過剰に摂取しないよう
に注意しましょう。
参考文献 日本文芸社
『子どもに効く栄養学』
☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
16時半まで保育士がおります。
お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
ご予約お待ちしております。