こんにちは、保育士の高梨です。
今回は、体にとって良い油と悪い油を書いていきま
す。普段色々な油を使った料理があります。その中で
ぜひ摂ってもらいたい油を紹介していきます。
《脳や体にとって良い油とは?》
それは‘’オメガ3脂肪酸‘’が入った油です。成長期の
子どもの視力や脳、骨の発育を促す栄養素で、アレル
ギーを抑える働きなどもあります。
魚に多く含まれる‘’DHA‘’や‘’EPA‘’の他、アマニ油や
えごま油、くるみなどのナッツに含まれる‘’α‐リノレ
ン酸‘’はオメガ3脂肪酸です。加熱してはいけないので
サラダやヨーグルトなどに入れて食べるのがお勧めで
す。
※ナッツ類は栄養価が高いですが幼児期に食物アレル
ギーの発症が高くなるので注意が必要です。
《使いたい油と避けたい油》
☆使いたい油
非加熱ならアマニ油、えごま油
(体の良いオメガ3脂肪酸が含まれる)
加熱するならオリーブ脂
(酸化に強く、コレステロール値を低下させる)
※これらは良い油ですが摂りすぎには注意しましょう
☆控えめだったら摂ってもいい油
バター、生クリーム、クリームチーズ
(血液をドロドロにさせる飽和脂肪酸が多い為少しに
しましょう)
市販の揚げ物
(揚げてから時間がたった油は酸化しているため、焼
き物などにしましょう)
☆避けたい油
マヨネーズ、マーガリン、ショートニング、ファス
トブレッド
(トランス脂肪酸の摂りすぎになってしまう。表示に
トランス脂肪酸が含まれていないものであればOK)
《良い油を入れて和食にしましょう》
和食の一汁一菜は体に良い食事です。魚のDHAや大
豆のレシチンなど脳にとって良い脂質が多くとれ、野
菜、海藻、きのこ、いもなどの栄養素を幅広くそろえ
られます。また、納豆、みそ、鰹節などの発酵食品も
多いので腸内環境も良くなります。
だしには、必須アミノ酸が多く含まれうまみも栄養
もたっぷりで、太りにくいです。
子どものうちから「だしがおいしい!」という舌を
作ってあげることが大切です。
洋食のパンですとバターやマーガリン、サンドイッ
チですとマヨネーズを使ったりするので太りやすくな
ってしまいます。
参考文献 主婦の友社
『成功する子は食べ物が9割』
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