院長の奥井です。
今回は寝る時に入れ歯を外すかについて説明したいと思います。
基本的には寝る時は入れ歯を外した方が良いです。
一つは寝る時に入れ歯を外すことによって粘膜を清潔に
保つという理由があります。
また部分入れ歯の場合は唾液が歯を洗い流せなくなり虫歯や
歯周病のリスクが増えるのもあります。
また入れ歯がお口の中に入ったままですと入れ歯に汚れが溜まって
しまうのもあるからです。
しかし例えば上に歯がなく下に歯が残っているなど上下の片方は歯があり
片方は歯がない場合などで入れ歯を外して寝ると歯が粘膜に食い込んだりしたり、
またあごの関節に痛みが出てしまう場合などは入れ歯をはめて寝た方が
いい場合もあります。
例えば画像のように上の入れ歯を外すと上の粘膜に下の歯が当たってしまう場合などです。
しかし食い込む感じがなければ入れ歯を外しておいて構いません。
また入れ歯をはめて寝る場合は、念入りに歯磨きと入れ歯を洗ってからはめて寝るように
しましょう。また起きた時に一定時間入れ歯を外して粘膜の負担を減らすことを
お勧め致します。