こんにちは、保育士の高梨です。
今回は、赤ちゃんの口・歯について書いていきます
歯は一生お付き合いするものなので大切にしたいです
ね。でも残念ながら歯を一生懸命に磨いてあげても先
天性であったり原因不明なこともあります。
《先天性・原因不明な症状》
①歯の数の異常
②歯の形態の異常
③歯の構造の異常
④色調の異常
これらは永久歯の数にも影響が出てきてしまいます
このようなことが見られたら歯科で受診してください
《上皮真珠》
歯肉の一部の上皮が変形し、小さく白い球形の腫瘤
となります。こちらは、治療はしなくて、自然脱落を
待ちます。
《舌小帯短縮》
舌の下の中央のひだ(舌小帯)が短く、舌を上げられ
ない、乳首をうまく吸えない場合があります。
治療は、むやみに切断すべきではないそうなので、
こちらは、小児歯科・歯科に相談した方が良いです。
《上唇小帯肥厚》
上唇の裏中央のひだが太くなったり、上の歯が2本
生えた頃、上から肉のかたまりが割り込んだようにな
ります。
治療は、歯が生えるまで様子をみます。
《口内炎》
①口内全体が赤くなり、舌が腫れ、乳や流動物を飲み
たがらなく、不機嫌でよだれや口臭もあります。
②唇の内側や舌先に白・黄の米粒大の斑点(水ぶくれ)
ができ、破れて白い苔状の膜で覆われます。やがて
赤く腫れて食べ物や水がしみて痛がります。よだれ
が多く発熱もある場合があります。
☆原因はビタミン不足や栄養状態が悪かったり、単純
ヘルペスウイルスなどの感染(アフタ性)または、虫
歯であったり、噛んだりぶつけたりして傷ができて
口内炎になってしまうこともあります。
治療は、口内の清掃をして、食事はなまぬるくした
薄味の流動食で栄養バランスも気を付けてくださいね
《がこうそう》口腔カンジタ症
唇、舌、頬の内側に細かな乳かす状の白い斑点がで
きます。痛みはなく、発熱もしません。
☆原因は、口腔内のカンジダ菌(カビの一種)が増殖した
り、母親の乳首や哺乳瓶用の乳首、産道からも感染
します。
治療は、乳首・おもちゃの消毒。抗真菌薬の塗布を
します。ガーゼなどで口内をふかないようにします。
参考文献 保健同人社 『すくすく赤ちゃん』
☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
16時半まで保育士がおります。
お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
ご予約お待ちしております。